バスケ王国にして米どころ新潟でWリーグ2022-23PLAYOFFSが開催【1日目】
新潟。総務省の47都道府県の順番だと15番目。一つ上の14番は神奈川だ。それだけだ。
新潟は中学バスケでも高校バスケでも強豪校が多い「バスケ王国」だ。富樫勇樹の出身中学は本丸中だし、開志国際はウインターカップ2022の優勝校だし、富樫勇樹のお父さんは開志国際高の監督だし、新潟県出身のバスケ選手もたくさんいる。
そんでもって新潟グルメと言えば……まずは米だ。魚沼産コシヒカリといえば輝かしいブランドだよ。んで、米がうまいってことは酒もうまい。新潟が日本一の酒蔵数だってんだから日本酒がうまいのだ。そのほか、水がいいのでへぎそば、新鮮な魚介類が獲れるのでお寿司がうまい。
B級グルメだが、ラーメン、タレカツ丼、イタリアンなんてのも有名だ。結構あるが、1泊2日で食い尽くせるのだろうか。。。てことで出発!
さあ1時間半の移動だ。当然、酒だ。午前中から飲むぞ。
漢字で「焼鳥」と書かれていると鳥肉で、ひらがなで「やきとり」と書かれていると鳥・豚・牛のどれかの肉だと聞いたことがある。これはひらがなで「やきとり」だが鳥肉だったと思う、多分。タレだからか冷たくても美味しいやきとりでした。
そういえば、ザ・モルツの缶がなくなるとか。プレモルに押されて売れなかったらしい。行きは肩を温める程度なので350缶1本だけね。
てことであっという間に新潟駅だ。行きの新幹線内で調べていたお蕎麦屋さんに向かう。そう、へぎそばちゃんに新潟往訪のご挨拶をせねば。
「へぎ」は四角い木の器のことらしい。舟盛りみたいな感じで出てくるのよ。んで、ふのりをつなぎで入れるのも、へぎそばの特徴なんだとか。
昔、赤羽橋で働いていた時に、田町駅にある立ち食いそば「がんぎ」に通っていた。そこでへぎそばを覚えた。がんぎ三田店のへぎそばは確か、パスタの製麺機で作っていたとかで、麺が丸いのでツルツルのシコシコなのだ。あれは本当に美味しかった。揚げたてのイカ天との相性が抜群です。
昨年2022年に、「日本酒 SODA」(日本酒のソーダ割)で街を盛り上げて日本酒の消費喚起を促したんだとか。日本酒のソーダ割り、いやいや、なかなかイケますね。軽い昼のみにはぴったりでした。
さて、ではWリーグのPLAYOFFSが開催される新潟市東総合スポーツセンターへ向かおうじゃあ〜りませんか!(一世を風靡したギャグです)
私は常々最寄り駅から会場まで歩けるならなるべく歩く派なんです。新潟駅から在来線で1駅。東新潟に到着。1駅しか来てないんだけど、途端に何もない……空が広い……静か……会場までの道のりが急に不安になる。
新潟で宿泊するのは25年前くらいに仕事で来たとき以来かな。超久しぶりに訪れたが、全然田舎感はないのね。お店の人も方言っぽい言葉を発しないし。駅周辺は都会だ。強いていうなら信号が長いかな?くらい。
なのに、急に田舎感満載。どうした東新潟駅!
直線距離ならそれほど遠くないのに、いろいろと迂回するからめちゃ遠いっていう……田舎なんだかなんなんだかよくわからない感じ。途中、畑の中を通って会場到着だ!
体温測定もないので、なんだかスル〜っとコートへ。
さあ、ここからバスケだ!富士通RWの登場だ!!
なんで今年は新潟開催なのかっていうと、新潟県バスケットボール協会が発足90周年なんだってさ。そんでWリーグのPLAYOFFSを誘致したんだとか。90年ってさすがバスケ王国ですね。
あいさつを終えた会長、座っている席でRWの赤いハリセンを持っていたのを見逃しませんよ私は!素晴らしい会長さんですね、目の付け所が私ら凡人とは違いますわ。よっ!会長、日本一!!
ティップオフ!
テミちゃんぺっ!
札幌山の手OGの最年長Wリーガー世界の町田瑠唯に、アーリーの札幌山の手OG森岡ほのかがマッチアップする場面も。後輩からもガツンとスティールする瑠唯ちゃんが好き☺️
このプレーもすごかった!!前々からパスセンスあるとは思っていたけど、このアシストは痺れた。佐藤奈々美すげーよ。
こんなぁ〜プレイもぉ〜ああったねと〜♪
終始、接戦の中でゲームは進み、最終的には中野のゴールで同点、オーバータイム。あの場面で佐藤奈々美がベンチにいたのは助かったのかなと、個人的には思っている。中野もスリーのタッチ良かったのに、まずは同点を選んだハイテク。
マレムがファールアウトしてRWが有利だったし、延長はRWのペースだったのかなと。最終的にはRWが9点差で逃げ切った。
その中で、世界の町田瑠唯がトリプルダブルを達成した。24得点、10リバウンド、14アシストだ。攻守に大車輪の活躍でチームを勝利に導く姿が本当に素晴らしかった。瑠唯ちゃんすごい。
22-23 Wリーグ プレーオフ セミクォーターファイナル 富士通 VS 日立ハイテク BOXスコア
お次はトヨタ紡織-シャンソン戦です。
3Qまでは紡織ディフェンスの強度が高く、ロースコアの展開で完全に紡織ペースだったが……
立役者はこの2人。金田愛奈とイゾチェ・ウチェ、2人で40得点以上だ。一方の紡織は4Qは9得点だった。頼みの東藤も徹底マークが厳しかった。シャンソンのディフェンスが良かったのもある。
個人的には、ウチェのオフェンスリバウンドを抑えられなかったのが敗因の1つなのかなと。ウチェすごいよね。
喜び方がヌートバークラスのパレイ紀子。SFでも見せてくれるか。
22-23 Wリーグ プレーオフ セミクォーターファイナル トヨタ紡織 VS シャンソン BOXスコア