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My AkatsukiFive 女子日本代表を妄想選出 ALL SFから3選手を選ぶぞ!

2021年11月にスタートしたこの企画、年を跨ぎ、ようやくスモールフォワード編にこぎつけた。

そして、奇しくも、SF編を書いているタイミングで女子日本代表がW杯2022予選を戦っており、大阪では妄想ではないリアル日本代表が活躍を見せている(初戦のカナダ戦はOTの末に大逆転劇を見せた)。

🏀リアル日本代表と答え合わせ

リアルのほうは誰が選ばれていたかというと、以下になる。

【ポイントガード】
本橋 菜子(羽田 #12 )
山本 麻衣(トヨタ #23 )
宮崎 早織(ENEOS #32 )

【シューティングガード】
三好 南穂(トヨタ #12 )
近藤 楓(トヨタ #20 )
林 咲希(ENEOS #7 )

では、答え合わせと行こう。ここまで選出した妄想日本代表のPGとSGを再掲する。

【妄想ポイントガード】
町田 瑠唯(富士通 #10 )
小池 遥(シャンソン #1 )
川井 麻衣(トヨタ #4 
参照:「My AkatsukiFive 女子日本代表を妄想選出 各チームロスターのPGを全網羅」

【妄想シューティングガード】
篠崎 澪(富士通 #11 )
東藤 なな子(トヨタ紡織 #8 )
岡本 彩也花(ENEOS #11 )
参照:「My AkatsukiFive 女子日本代表を妄想選出 ALL SGから3選手を選ぶぞ!」

びっくりするくらい合っていない。普通は何人かは合う気がするが、気がするだけで本当はこんなものなのかもしれない。これがテストだったら全問不正解の0点だ。

だが、これはテストではない。だから全問不正解でもなんら問題ない。だってビッタビタの主観、妄想で選んでるんだもん!

ってことで、引き続き、ビッタビタの妄想でスモールフォワードを選出していきたい。ちなみに、リアル日本代表のそれは以下である。

【スモールフォワード】
赤穂 ひまわり(デンソー #88 )

そう、SF登録はたった1人なのだ。これはどういうことなのか……SFはバスケットのポジションを番号で表す場合、3番になる。5人中の3番、真ん中である。その選手の能力にもよるが、2番の役目も4番の役目もこなすことが多い。ひまわりはまさにそんな感じのユーティリティープレイヤー(複数のポジションをこなせる選手)だ。

だが、同時に2番の選手も4番の選手も3番の役目を担えると言うことだ。要するに、1番、2番、2番、4番、5番という布陣でもいいということになる。3番の選手が少ない理由が、ここにある気がする。

🏀スモールフォワード登録の選手を全網羅

全13チームでスモールフォワード(SF)登録の選手は43選手でした。SF登録選手が少ないチーム(富士通・三菱・羽田)は2人、多いチーム(アイシン)は6人。

全43選手のうち、SF登録選手の平均身長は174.3cmであった。ほとんどの選手は170オーバーだが、160センチ台の選手が5人いた。最も小柄なSFは矢野紗也佳(新潟 #39 )で165cmだ。

180オーバーの選手もいるSFにあって、15センチ以上の差があることは大きなハンデになるだろう(その分、スピードで有利になるのだが)。

最もサイズのあるSFは赤穂ひまわり(デンソー #88 )の184cmだった。矢野との差は19センチ。同ポジションの選手でここまでサイズの差があるポジションも珍しいのではないだろうか。

ちなみに、180オーバーはひまわりのほかは奥山理々嘉(ENEOS #2 )、宮澤夕貴(富士通 #52 )、中野由希(トヨタ紡織 #51 )、山口奈々花(アイシン #20 )の5人だ。

🏀スモールフォワードはユーティリティープレイヤー

先述したように、SFは2番も4番も兼任できる選手が多いことから評価基準の1つは「出場時間」としたい。よくあるのは、4番選手がファールトラブルになり、代わりに出場するというケースだ。当然、出場時間は増えてくるだろう。

以下は、2020-21シーズン、2021-22シーズン(2/11時点)の出場時間を調べ、500分以上の選手をピックアップした結果だ。

(単位:MIN)
加藤優希 1240
水野菜穂 1147
赤穂ひまわり 1132
内尾聡菜 967
本川紗奈生 862
佐藤奈々美 862
水野妃奈乃 843
宮澤夕貴 788
𠮷田舞衣 732
白鞘郁里 726
奥田花 690
近藤楓 660
中山樹 654
西垂水美桜 583

Wリーグ公式サイト

顔ぶれを見ていただければお分かりだろうが、やはり常に出場しているイメージの選手が多い印象だ。特に、上位3人は1000分を超えている。ここで注目したいのが加藤優希(トヨタ紡織 #15 )だ。

ダークホース的存在のトヨタ紡織では、得点力の高さを生かすためだと思われるが4番として出場することが多い。その加藤を3番で使えればかなりサイズアップできるとみている。たとえば、1番 齋藤、2番 東藤、3番 加藤、4番 佐坂、5番 白という布陣だ。

どっちかといえばインサイドのイメージが強い加藤だが、東京オリンピック予選時に代表候補として初招集されたとき、トムHCは加藤を2番で呼んでいる

さらに加藤が驚いたのは、所属チームではインサイドでプレーをしているにもかかわらず、今回はシューティングガードとして呼ばれたことだ。

引用:指揮官にシューティングガードの才能を見いだされ、日本代表初選出の加藤優希「2番は人生で初めて」

代表では2番で呼ばれ、チームでは4番をこなすSF、まさにユーティリティープレイヤーだ。ちなみにウィキせんせーによると、両親ともにバスケットボール選手(住金とシャンソン)だそうだ。そして、お兄さんはかの有名なプロレフェリーの加藤誉樹氏である。

「サラブレッド」「バスケットボール一家」「エリート」全ての言葉が当てはまる。

トップ3だが、ひまわりは先に述べたようにユーティリティープレイヤーだろう。水野はどうかというと、外のイメージが強いものの、ペイントエリアで背負ったプレイもたまに見る。絶対に当てはまっていないとは言わないが、まさにってほどでもないのが正直なところか(2番はあるが、4番のイメージがない)。しかし、SF登録でこれだけの出場時間なのだからチームにとって欠かせない選手であることは間違いない。

🏀「外中心のSF」と「基本外だけど中もやるSF」

次に、トップ3以降の選手を「外中心のSF」「基本外だけど中もやるSF」に分けたい。なお、「中もやる」というのはディフェンスも含めてである。そして、スリーが得意な選手には☆を付ける。

【外中心のSF】
内尾聡菜
本川紗奈生☆
水野妃奈乃☆
白鞘郁里
奥田花☆
近藤楓☆
西垂水美桜

【基本外だけど中もやるSF】
佐藤奈々美☆
宮澤夕貴☆
𠮷田舞衣☆
中山樹

ここは私の妄想日本代表を選出する場なのでビッタビタに主観でいくと、「基本外だけど中もやるSF」が好きだ。それでスリーが得意ならなおさら。

はっきり言って主観のみだったら、佐藤奈々美(日立 #18 )、宮澤夕貴(富士通 #52 )、𠮷田舞衣(シャンソン #14 )の3人で決まりだ。それくらい好きだ。

一応、そこに数値も付け加えたい(浅い分析だが)。上で挙げた出場時間500分以上の14選手のうち、1分当たりの得点1分当たりのリバウンドがトップ5をピックアップしてみた。オフェンスでの貢献を得点、ディフェンスでの貢献をリバウンド(オフェンスリバウンドも数に含まれているが)として判断するためだ。

【1分当たりの得点トップ5】
𠮷田舞衣 0.48
加藤優希、本川紗奈生 0.43
赤穂ひまわり 0.38
宮澤夕貴 0.36

【1分当たりのリバウンドトップ5】
赤穂ひまわり 0.29
宮澤夕貴 0.24
𠮷田舞衣 0.18
白鞘郁里 0.16
加藤優希、水野妃奈乃、中山樹 0.15

どちらにも名前があるのは、𠮷田舞衣加藤優希赤穂ひまわり宮澤夕貴の4人だ。どちらかというと、𠮷田と加藤はオフェンスでの貢献度が高く、ひまわりと宮澤はディフェンスでの貢献度が高いという結果だ。なんとなく、個々の選手のイメージとも乖離はしていないと個人的には思っている。

🏀やっぱりスリーが好き

SFもスリーが入る選手が好きだ。先に挙げたように、以下の7人が出場時間のあるSFでスリーが得意な選手である。それぞれの2020-21シーズン、2021-22シーズン(2/11時点)のスリーポイント成功率を調べてみた。

水野妃奈乃 38.65%(63/163)
佐藤奈々美 34.69%(68/196)
近藤楓 33.33%(45/135)
本川紗奈生 33.08%(44/133)
奥田花 32.89%(25/76)
宮澤夕貴 32.87%(48/146)
𠮷田舞衣 32.74%(56/171)
※小数点第2位以下切り捨て

Wリーグ公式サイト

最もアテンプトの多い選手は佐藤奈々美だ。それでいて成功率は2番目に高い。日立ハイテクの戦術としてスリーに特化したプレイを求められているのかもしれないが、個人的にはスリー以外の得点も期待したいところだ。ただ、彼女の場合はペイントエリアで待つ谷村へのアシストでかなり貢献している。

成功率トップは水野妃奈乃(シャンソン #30 )21-22シーズンの途中で怪我を負って戦線離脱しているがアテンプトも成功本数もこの中では2番目である。シーズン通じてプレイできていればかなりの成績だった可能性が高い。非常に残念だ。

🏀"妄想日本代表候補"のシューティングガードはこの3選手!

さて、いよいよ最終的に絞り込んでいくのだが、まずはガバッと主観を交えてピックアップしていく。

赤穂ひまわり(デンソー #88 )
加藤優希(トヨタ紡織 #15 )
佐藤奈々美(日立 #18 )
宮澤夕貴(富士通 #52 )
𠮷田舞衣(シャンソン #14 )

……と思ったが、ここから絞り込むのがかなり難儀だ。リアル日本代表はひまわり1人だし、妄想日本代表は多めでもいいのではないかと。なので、変な理屈をつけて上記5人を選んでしまいたい!

今回のSF編での隠し玉は加藤だろう。紡織相手の試合では、かなり嫌なところで得点していたので気にはなっていた。シュートレンジも広く、サイズもまあまああるので中もできる。バスケエリートとして、ぜひ妄想日本代表に招集したい。

残すところ、パワーフォワードとセンターだ。あと2回で妄想日本代表も完全招集となる。

🏀My AkatsukiFive 女子日本代表を妄想選出 各チームロスターのPGを全網羅

https://note.com/basukekyonoasano/n/nf8e3e5579f28

🏀My AkatsukiFive 女子日本代表を妄想選出 ALL SGから3選手を選ぶぞ!


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