過去推してきた者に思いはせる

七月生まれキャラのフレンちゃん(FE風花雪月)が海の概念で私の中でベストオブ七月生まれキャラクター。私自身が海の日生まれで海に因んだ名を与えられ海の恩恵を受ける街で生まれ育ったおかげで海概念が好き。
そういや日向ネジ(NARUTO)も七月生まれだったなと思い出したけど別にネジは海概念ではないか。

ネジの存在は私の心の根底に巣食っていて、天才、長髪、美青年、モノクロが似合う、どちらかといえば光属性etsこのあたりの要素は大人になっても好きになるポイントではあるかな……などと考えたりなんだり。

私の魂に根を張ったキャラクターは日向ネジで、土壌になってるのはアンパンマンの登場キャラ赤ちゃんマン。

幼少期の記憶は曖昧で、なんなら私の中に思い出って基本的に残らない。残るのは情報ばかりで、情景とかエピソードとかの記憶は忘れがち。身内に「昔こんなことあったよね」と言われても全然覚えてない。
故に、アンパンマンを視聴していたころの記憶なんか残ってないんだけれども、三歳のときに赤ちゃんマン好きだったという情報だけは私の中に残ってる。好きだった理由は、登場キャラクターの中でも特に幼い赤ちゃんマンが単純に強いキャラクターだったから。
それが、天才キャラだったり能力値の高いキャラクターを好きになる傾向に繋がっているのではと考えたりする。三つ子の魂百まで。マジで。

おジャ魔女も全然記憶に残ってないけど、おんぷちゃんが好きだった。ミステリアスな部分に惹かれたんだと思う。プリキュアでは なぎさ より ほのか 派。上品で成績優秀な部分が好きだった。
その後、小学生に上がってNARUTOのアニメを視聴するようになって、日向一族箱推しみたいになっていった。
当時『推し』という概念は無かったし、私はインターネットなんか知らないただの小学二年生だったけど、推しという単語が浸透した今思い返してもあの感情は『推し』が一番当てはまっている。便利な言葉ね。
小学校低学年の心に刻まれた鬼童丸戦、アニメの作画が最高。美しかった。あれのせいで私は……中忍試験でヒナタからネジを知り、ヒナタもネジも好きで日向の宗家分家の確執を咀嚼した幼かったネジが少し大人になって、疾風伝になってからモブ日向家の方たちもいっぱい出てきて割とほのぼのするし、なんでネジ死んでしまったん?ネジはお勉強できるし天才とは言われるけど割と脳筋だし、闇落ちしたサスケと闇落ちせず光属性ギャグ要因になれたネジの対比が好きだし。
なんかもう頭の中ぐちゃぐちゃだけど私のネジに対する思いの強さはそんな感じです。

日向ネジも天才と言われてたし、能力値の高い者を好きになるというのはもう魂に刻まれた傾向ではあるけど、能力値の高さにもいろんな方向性あるよなって。単純に頭が良いとか、圧倒的な力を持っているとか、天性の才を持つとか、全体的にやれることが多いとか。
ひとりで輝く孤高の存在もいいけど、集団の中で全体にバフをかけるサポートタイプも良き。いろんな良さあるよね。

個性の中で隙間を埋めるような水属性サポートキャラに惹かれ始めたのは、多分浅羽悠太(君と僕。)がキッカケ。
君僕には明確な主人公が定められてないようにも見えるけど、千鶴や祐希は主人公タイプだと思う。というか祐希が物語全体の主人公かもしれんと最終巻の表紙を見て思った。

悠太くんが「自分は主体性が無いのではないか?」と悩むエピソードがとても好き。
相手に合わせることを苦に思わず無意識レベルでやってのける、周りに気を遣うことも当たり前でみんなに優しいと評されるお兄ちゃんな悠太くん。自分の意見を持たないからよくないことなのかな、と彼は悩んでいるけれど、周りに気を遣い全体の調和のために調整役に回ることを自ら選んでる人が私は好きなので。
こういうことができる人ってのはそもそも、あらゆる能力値が高いものなんですよ。
君僕の浅羽ツインズ見てて面白いのは、ふたりの社会性がまるで正反対なところ。同じ顔面、同じテンション感、シンクロ双子っぽさもあるのに、悠太のバランサー、サポーターとしての能力ってどこで鍛えられたんだろ。祐希は逆に片割れや幼馴染だけの狭い社会で生きてきて千鶴と出会うまで閉鎖的に生きてきてるのに。でも祐希も悠太と同じくらいには視野が広そうな描写はあるもんなぁ。兄と弟という役割が彼らをそうさせたのかもしれん。

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