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2024年12月のイギリス旅行振り返り

おはようございます。音楽家、チューバ奏者、指揮者、金管バンドディレクターの河野一之です。

新年最初の筋トレ、最高でした!

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2024年12月のイギリス旅行振り返り

2024年末、久しぶりにイギリスに行った際たくさんの知識のアップデートがあったので今日はそれをまとめてみようと思います。

これからイギリスに行く方、長らく行っていない方に少しでもお役に立てれば幸いです。

また河野の情報は以下の条件のもと発信されるとご承知の上お読みください。

  • ロンドン、カーディフの情報

  • 2024年12月に渡英

  • ツアー会社などは一切使用せず、全て個人で予約

  • 英語がまぁまぁ話せる

  • VISAカード所持

  • カーディフに2年住んでいた経験値を持っている(2011~2013)

  • 1番最新の記憶は2017年

公共交通機関

まず衝撃的だったのが公共交通機関です。99%クレジットカードのみで乗れるようになっていました。(タッチ決済がついているカード)

特にロンドンでは河野の記憶が正しければ電車やバスは日本におけるIC乗車券のような『Oyster Card』が主流で、それを預け金を支払い購入し現金をチャージをし使っていました。(河野はロンドンに居住していなかったので、当時もOyster Cardは持っていなく全てクレジットカードで駅にある券売機でチケットを購入し乗っていました。)

しかし、今回ロンドンに到着しバスに乗る前にバス停で待つお姉さんに乗り方を聞くと『カードをただタッチするだけよ、降りる時は何もせずそのまま降りるの」とのこと、Super convenient!

日本でさえまだクレジットカードだけで乗り降りできる公共交通機関は多くありません。(以下の記事は2024年12月21日開始の情報)

また1863年開業世界最古の地下鉄としても有名なロンドンの地下鉄『The Tube』、この地下鉄もなんとクレジットカードのみで乗ることができ、さらに運賃上限額『キャップシステム』が採用されていて、住民はもとより数日滞在から長期滞在客にとってもお得なシステムがあります。

ロンドン交通局(TfL)はオイスターカード等の非接触型決済を使用する人々が、1日または1週間に行う移動に対して「支払う金額を制限する運賃キャップ(cap)」を設けています。
そのため、乗車運賃が一定額に達するとそれ以上の運賃はかかりません。

https://www.tankslondon.com/london_transport_fares_system_guide

これらがあることで、本当に便利に地下鉄やバスを利用することができました。

ウェールズ・カーディフでの移動

基本的にカーディフの中心地にいましたし、コーリーコンサートに出演する際はトムに拾ってもらったのでそんなに利用をしていませんが、バスの場合は乗る際と降りる際にクレジットカードをタッチ。電車は駅でチケットをクレジットカードで購入し改札でそのチケットを機械に通し乗車。このような感じでした。

2011~2013の留学当時は電車はクレジット決済でしたが、バスは現金のみ。少しバスに乗ろうと思ってもお釣りも出ないバス乗車でとても大変でした。(当時あと5ペンス足りなくてテンパっていたら紳士が5ペンス奢ってくれたのを覚えています。)

ご飯がおいしい!

留学当時や初めて渡英した2008年に比べ、圧倒的に美味しくなっていました。(その分+円安物価高で2017年よりも実質物価は2倍に感じていました。)

河野の個人的な感想ですが、その感覚値は日本を100とすると65ぐらい、2008年は15ぐらいでした。

河野は基本的にイギリスにいる際は

・パブでステーキ
・中華屋さん
・ケバブ
・インドカレー

を選択するのですが、今回は物価高もありスーパーで買ったレンジでチンすればすぐに食べられるものなども食べてみましたが、美味しかったです。

美味しかったものとそのお値段

あひるのコンフィ¥3,500
ランプステーキ約280g サラダ付き ¥2,200
海藻の煮込み(ウェールズ名物)付きWelsh Breakfast ¥1,200
English Breakfast ¥1,200
豚バラのロースト ¥4,000

さらに今回はクリスマス・マーケットが街中に出てきて、そこで買うドイツ式ホットドックが¥2,600だったりカリーブルスト(ドイツ式ソーセージのカレーソース煮)が¥1,600だったりと円に換算すると衝撃的な値段でしたが、値段は仕方ないとして2008年の初渡英からこれまでの渡英経験を思い返してみると確実にイギリス料理というよりか、『イギリスで食べられる物』の質が格段に上がったと思います。

相変わらず『何か足りないんだよなー』的な一品も多くありましたが、それでも過去に比べたら月とスッポン、それを乗り越えての英国金管バンド旅行です。しかし、繰り返しになりますが、上記写真たちもそうですし、他にもとっても美味しい物が増えていてありがたかったです。(しかし、円安+物価高による食べ控え+筋トレ+1日平均15,000歩の観光などで河野は1週間で3kg痩せました)

ロンドンとカーディフの様子

ロンドンは昔来た時よりもあからさまに有色人種の方々が増えていました。逆の書き方をすれば、ほぼほぼ白人さんをみかけません。特にお若い白人さんはおらず、いらっしゃってもご高齢の方々がちらほら。

白人のおじさんなんかは河野も好きなパブで飲んでいますが、それ以外ではほぼほぼみかけませんでした。(日本人は他アジア人に比べるとお酒好きな方が多い印象。もしくは”河野やバンズマンが”かもしれませんが。)

また有色人種をはじめ人の数自体が10年前よりも増えたように見え、街が圧倒的にゴミまみれでしたし、空気の汚染も広がっているように感じました。気をつけていたので身の危険を感じるような場面はありませんでしたが、夜の観光は控え出歩くなら昼間がいいでしょう。(海外で何かあると本当に大変なので、取り返しがつくうちにどうにかする)

ビッグベンから徒歩5分の電話ボックス

カーディフは本当にいつも通り美しく、人間も少なくてゴミもそんなに落ちていなく相変わらず美しい街並みでした。その代わり自然が豊かなので落ち葉などがめちゃくちゃく堆積し歩きづらい場所も数多くありました。(日本のように地域で清掃活動を行ったりなどはしないため)

物価はお店にもよりますが、ロンドンとカーディフでいえば、例えば『Green King』というReal Ale(タップ、井戸の原理で注いでくれる常温+微炭酸+低アルコールのエール)で言えば、1パイント568mlで、

  • ロンドンのあるパブ£6=¥1,200(2024. 12)

  • カーディフのあるパブ£2=¥400(2024.12)

こんな感じで3倍の差が生まれるビールもあったり、2倍だったり1.5倍だったりと基本的に日本同様首都の都心の方が高い傾向です。

パブでの所作

河野が友人や金管バンド以外にイギリスで愛するものはたくさんありますが、その中の一つがパブです。

英国人それぞれにお気に入りのパブがあると言われるぐらい膨大な数のパブが英国内には存在し、2023年自体で45,350軒ものパブが国内にあるというデータもあります。

我々日本人にとって、とりわけお酒好きにとっての居酒屋みたいなものです。

河野はビール、とりわけ『エール(Ale)という種類のビールが好きでよく飲むのですが、これは主に英国やベルギーで好まれて飲まれているビールだそうです。

所作

いろんな遊び方がありますが、パブに着いたらまずはカウンターに行きビールを頼みましょう。(ワイン、カクテル、ジュースなどもあります。)

カウンターには平均3~10種類ほどの様々なビール(ラガー、各種エール、ピルスナー、スタウト、etc)がタップでありますので、好きなものを選んで店員さんに伝えます。大体名前の下にIPAとかPacific Aleとかビールの種類が書いてあることが多いです。またはおすすめを聞きましょう。

この時にもし目移りしてしまった場合は気になるビールを選んで試飲のお願いも可能。もしくはパブが空いていれば小グラス(Half Pint)で2~3杯頼んで色々飲んでみるのもありです。

好きなお酒を選んだらその場で店員さんが作ってくれるのでそれをその場で待ち、お会計(カードやスマフォでのタッチ決済が楽)。

お腹が空いている場合はスナック菓子やクリスプス(ポテチ)なども買えます。さらに、食べ物を提供してくれるパブでは食事(パブ飯=ステーキやフィッシュ&チップス、カレーなど)も提供してくれるので、その際はテーブル番号が必要になる場合もあり先に何となくどこに座るか決めておくといいです。

イギリスで有名なジンで作るジントニックやモヒートなんかも美味しいので試してみるといいです。

河野は基本的にエールとランプステーキ(焼き加減はレア)一択。おすすめです。

最後に

今回の旅で1週間、ロンドン〜カーディフ、羽田空港〜ヒースロー空港直行便で¥300,000ぐらいだったと思います。

ノウハウもあまりなく、面倒な場合はHISなどでツアーを組んでもらうのも楽だと思いますのでお試しを

もし現地のバンドのリハやコンサートに行きたい場合は必ず事前にSNSやバンドのHPで連絡を取っておくか、ツテを使って連絡を取っておくとスムーズです。

何かのお力になれれば幸いです。Alll the best!

Thank you

Kazz


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音楽家 Kazzのnote
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