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【金管バンド】金管バンドとの出会いから今まで⑬

おはようございます。音楽家、チューバ奏者、指揮者、金管バンドディレクターの河野一之です。

コンサート後にお客様の笑顔と、自分たちの録音を聴いている時が好きな河野です。

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お知らせ


各種お知らせは以下のアカウントよりご覧ください。

12/15(日) Riverside British Brass Christmas Live

12/28(土)年忘れ、イギリス周遊歌合戦2024

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前回

前回に引き続き自分の金管バンド歴をアウトプットしてみます。前回のものはこちらからご覧ください。

【金管バンド】金管バンドとの出会いから今まで⑬

伝統あるRNCMのFesitval of Brassでの演奏後、この2013年コーリーと河野にとって縁が深くなる国ノルウェー遠征が増えます。

雑誌に載りました(感謝)

真冬の2月、極寒の北欧で演奏、あと半年と少しで帰国かと寂しくも激闘の日々に感傷になんて浸っている暇もなく、日々に追われていたイギリス留学後半です。

Cory in Concet 3

先日収録したコーリーのコンサート用曲集(コンテスト用の難曲ではなくエンタメ系のものを収録したCD)である『Cory in Concert Volume 3』が届きました!

ブレブレ

前回のCDのブックレットの河野の名前が確か「Kazz Kuono」になっており、パスポートをバンドのボスオースティンに見せ、家族とかにも見せたいから次は正しいスペルである「 Kazz Kouno」にして!とお願いしたところ今回は完璧!イギリスでは願望を叶える際は懇切丁寧に何度もお願いすると叶います。

ちなみに現在絶版らしいのでお聞きになりたい際は、恐れ入りますが国内で持っている方に聞かせてもらうといいと思います。(それか我が家にお越しください。)

コーリー・ユースバンド

以前ご紹介したコーリー・ユースバンドも順調に活動を続けていました。バンドのリハが始まる1~2時間前に子供達を集めその日空いているプリンシパル陣や奏者たちが指導にあたります。

みんなよく吹いていてとっても可愛かったのを覚えています。

The Words and Music収録現場

以前もご紹介したJohn PickardのEdenやダフクロなども入っているCDの撮影風景です。バンド後方から撮っているので河野も映っています。

この夏に行ったオーストラリアツアーで初演した『Dream Time / Dan Price』のシンバルによる音響効果を試す時間、和気藹々としています、

全ノルウェーブラスバンドチャンピオンシップス・ガラコンサート

2013年2月の半ば、北半球は極寒。もちろんイギリスも極寒そしてその北部にある北欧ノルウェーはさらに極寒という中で、我々の今回の遠征はノルウェーのベルゲンで開催されていた全国大会のガラコンサートでの演奏でした。

今回は大変ありがたいことにコーチ(長距離バス)ではなくロンドンのそばにあるガトウィック空港(Gatwick)から飛行機移動でした。(感謝、もうバスだけは・・・)

前夜に空港そばのホテルにつき、珍しくバンドメンバーで飲み(仲はいいのですが普段みんな忙しい)

この頃右にある瓶のジンジャービアにもハマっていた気がします。サボテンのラベルでした。

ガトウィック空港でチューバと荷物を積み込み、いざ初ノルウェーへ

ノルウェーのベルゲン空港に着き、最初に驚いたのは(綺麗な話でなくすみません)男性用トイレの高さでした。端っこに子供用(普通の日本にあるやつ)があります。

河野でギリ

また我らがセブンイレブンがそこら中にあって嬉しかったです。(売っているものなどはもちろん違いますが、日式焼きそばなどもあって美味しかったです。でも税金が高く普通に千円越え)

おにぎりもあった気がします。

コーチに乗ってホールに到着。

小型の楽器は座席、大型のは下のキャリーに積み込みます。

たくさんチラシや掲示があるのですが、ノルウェー語が英語と全く違っていてちんぷんかんです。

満席のお客様でした。

グリーグホール(The Grieg Hall)はとても綺麗で素晴らしいホールでした。

ステージにはヘリコンに生花がされていました。

バンドでリハを終え、みんなでディナー

ノルウェーサーモンは本当に美味しかったです。

そしてディナー後はガラコンサートです。ノルウェーの各バンドがコンテストを終え、その結果発表前の空き時間での演奏でした。

大盛況!

その時の映像はこちらから

会場は大盛り上がり、司会の方々もたくさんお話ししてくださっているのですが全くわからず(At all!)、ノルウェー語なためみんなでとにかくニコニコして乗り切りました。(インタビューとかはなかったので良かったです。)

コンサート後にはビールとホットドッグ、めちゃくちゃ高かったですが、何かしら外国で食べたかったのです。(英国国外に出た時の唯一の楽しみ)

美味しい!

日本ツアー前のグレンにも会いました。

翌日は少し観光する時間があったり、教会でコンサートをさせてもらったりと盛りだくさんで、その後ダッシュでウェールズに帰国しました。

イギリスとは違うコンクリ製の教会
美しいステンドグラス
リハ中の河野からの景色、左の子はバリトンのジョージ、目の前はFlgのジョー(ディヴの奥さん)
我らがベーストップの二人、サイモンとフレイザー。変顔珍しい

この国に次に来る時はあの運命の欧州大会2013です。あの大激闘があるなんてことはつゆ知らず、過労気味の身体と広く美しいノルウェーを後にしました。

市街地

最後に

北欧に行くのは初めてで、しかも真冬

日照時間がイギリスよりも少なく、これは大変な土地だなと思いました。しかし、そんな土地だからこそ室内イベントである金管バンドをはじめとした音楽が盛んになっているのかもしれません。

ノルウェーの金管バンドも本当に強く、現在でも欧州選手権やさまざまな国際的なコンテストで上位に食い込む素晴らしいバンドばかりです。ぜひ聴いてみてください。

さて、河野のイギリス留学生活も残り半年、二月の残りの日は観光を少ししたり、10月にRoyal Albert Hallで開催される全英大会決勝の前哨戦、ウェールズ地区大会の準備、そして大学院の卒業試験代わりの研究発表や卒業リサイタル準備でてんやわんやです。

相変わらず忙しく充実した時間でしたが、続きは次回に

こちらから続きがご覧になれます。(公開後)

本日もここまでお読みいただきありがとうございました。
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Thank you

Kazz


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音楽家 Kazzのnote
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