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小中高生への指導の際に気をつけていること

おはようございます。音楽家の河野一之です。

お知らせ

まずはお知らせをさせてください。

初見、初心者大歓迎

①9/18 9:30~15:00金管バンドのマスバンド、ホールで吹きませんか?

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上手でなくて大丈夫。ただ有名な曲を音楽や金管バンド好きで集まってホールで楽しむ会。

プログラム
・Home of Legends / PLC
・Arsenal / J. Van der Roost
・Canterbury Choral / J. Van der Roost
・The Year of The Dragon / P. Sparke
・Punchinello / W. Rimmer
・I Vow to Thee, My Country / G. Holst, arr. Philip Sparke
・Pomp and Circumstance No. 1/ E. Elger
・Highland Cathedral / Korb & Roever, arr. H Lorrim


埼玉県草加駅最寄草加市中央公民館ホール、無料駐車場完備

9/18(土)9:30~15:00

②河野企画ではオンラインレッスンor 対面レッスンも開講中!

無料での体験レッスンもありますのでぜひ以下のリンクまたはDMでお問い合わせください!


③12/19 18:30予定 河野企画5周年企画「スペシャルリサイタル」

場所:埼玉県南越谷駅、新越谷駅徒歩5分サンシティ小ホール

河野企画5周年記念スーパーリサイタル
出演
ソロチューバ、指揮
河野一之
ピアノ
清水初海
指揮
今井斐
ブラスバンド
Riverside British Brass

詳細は追って

小中高生への指導の際に気をつけていること

時々湧き出てくるように想いがでてくるのですが、それをまとめ先日こんなツイートをしました。

もう3ツイートありますのでよかったらご覧ください。

上記のツイートをした通り、僕は思うのですが

人は相手に自分の期待している姿を期待する、
そして人は相手が期待している自分になり切ろうとする

というのがあると思います。

例えば

僕たちは芸人さんに「きっと面白い人なんだろう!」というテレビで見ている姿を期待するし、素晴らしいミュージシャンであればその舞台上での立ち振る舞いを普段の生活からされているのかなど想像を膨らませます。

そして今回に件に関して言えば、僕たちは

子供には子供の”大人や社会が想像する”子供らしさみたいなものを求めていないか、自分たちが大人が思う”子供らしさ”を勝手にイメージして対応をしていないか

と思う訳です。

上記したように「人は相手が期待している像になり切ろうとします」。

そして100%と言って良いかもしれませんが、子供の方が大人よりも感覚的に優れています。それは大人の方が経験値がある分予測で動くのに対し、子供たちは経験値が大人よりも少ないので今ある能力をフルに使って動くからです。

それゆえ周りの大人に限らず人間が「自分にどうあって欲しいのか」というのを何となく感じそれを演じようとするのです。

なのでこの場合の悪い意味での子供扱いばかりすると本当にこちらが想像する「子供っぽい子供」という対応をしてくれます。しかし、これは相手の可能性を奪うことになります。

対等に接し、信じることから始める

これを防ぎ、指導をそのまま受け入れてもらう最も簡単な方法は

対等に接することです。

子供扱いせず、自分が人として年齢関係なく1人の人間として接するのです。

・子供だからこれは知らないだろう
・できるわけない

と勝手に指導する側の都合で子供たちの限界を定めず、

・知っているかもしれない
・できるかもしれない

という彼らの可能性を信じて指導を進めていく必要があると常々思います。

できなかった時にだけ「まだ人生の経験値が少ないからだよ、君たちのせいじゃない、このまま続けてもう少ししたらできるようになるよ!だから今は凹まず続けてみよう!」と励ます時にだけ年齢の話は出せばいいだけです。

まとめ

僕の場合は教員ではなく外部指導者で「音楽を好きで入部した」という大前提を持った子供たちの指導をさせてもらうので一般の先生方よりは格段に良い環境で指導をさせてもらっていると思います。(先生たちは音楽に興味がない子にも指導をしなくてはならない場合が多々ある。)

なので一概にこの方法が適用できるとは思いませんが、少なくとも僕がこれまで何年もしてきたこの方法で少なくともまず子供たちに嫌われたことはありません。

そして実際にチューバを続けてくれる子も増えてきました。

僕が外部指導者として行わなくてはならないのは

・僕を呼んだ先生のご要望に応えること
・その上で子供たちが楽しく音楽に取り組めること

そして音楽家として指導を行う際、常々思っているのは

・音楽を好きになってもらう
・チューバの演奏を楽しく感じてもらう
・将来、自分の自己紹介の方法の一つとしてチューバや音楽があり続けられるような手助けをする

これらのことです。

まず大前提に僕がこれまでの人生で受けたネガティブな指導は絶対に無くしたいと思いますし、子供たちが純粋な気持ちで音楽をスタートしたときの気持ちを尊重できたらと思うのです。

これからも慢心せず研究をしていきたいと思います。

Thank you

Kazz


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