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【金管バンド】金管バンドとの出会いから今まで⑭
おはようございます。音楽家、チューバ奏者、指揮者、金管バンドディレクターの河野一之です。
最近大人のミロにハマっています。確実に身体が仕上がってきているのを感じます。
本題に行かれたい方は以下目次より題名へ、お知らせをご覧いただける方はこのままスクロールをお願いします。
お知らせ
各種お知らせは以下のアカウントよりご覧ください。
12/15(日) Riverside British Brass Christmas Live
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12/28(土)年忘れ、イギリス周遊歌合戦2024
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Youtubeチャンネルで各種動画公開中!
前回
前回に引き続き自分の金管バンド歴をアウトプットしてみます。前回のものはこちらからご覧ください。
【金管バンド】金管バンドとの出会いから今まで⑭
これは現在もそうなのですが、演奏活動をたくさんさせていただいているとどうしても土日が被るため、インプットのための演奏会へのお伺いがなかなかできなくなります。
このイギリス留学中もそうで、金管バンドのコンサートは大抵が土日開催なためコーリーの活動で忙しかった河野はほぼほぼコンサートに行ったことがありませんでした。(5~6回ぐらい)
しかし、2~3月の本の束の間、奇跡起きてついに土日が休みになり、あるコンテストをみに行くことができました。
Welsh Open Entertainment Championship
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『Open』と名のつくコンテストは基本的にはどのバンドでも出場できるコンテストです。(British Openなど例外はありますが)
このウェールズ・オープン・エンターテイメント・チャンピオンシップスはその名の通り課題曲などがあるわけではなく『Brass in Concert』のようにエンターテイメント力を競い合うコンテストです。
この大会にCoryの前に所属していた古巣Tonが出場されるし、さらに指揮者としてEvans先生が振られるということで、この奇跡の休日はコンテスト観戦に決定しました。
超優しい元相方Bb BassのAndyに拾ってもらい一路Porthcowlへ、片道40分弱といういつもの超長距離バスに比べたら天国みたいな移動時間で到着しました。
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会場は本当に海と目の鼻の先で、二月のウェールズは相変わらずとても寒かったです。
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久しぶりのお客さんとしての金管バンド観戦、重い衣装ケースも楽器も持たず、お酒だって自由に飲んでいい。最高です。
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この動画は2015年のものなようですが、雰囲気はが伝われば幸いです。
この大会にはCoryは出ておらず、TredegarやTon、そしてCity of Cardiff, Burryportなどウェールズの強豪の他にイングランドのバンドもポツポツ出場していました。河野が見に行った年はTredegarの優勝、Tonは2位。この翌年にTonは優勝したようです。Tonのみんなにも会えたし、Evans先生にもお会いできたし、金管バンドも聞けて最高の休日でした。
Welsh Regional Contest
10月にRoyal Albert Hallで開催される全英大会決勝、そのウェールズ地区予選が3月にありました。昨年も出場したやつです。
この年の課題曲はHarmony Music / Philip Sparke、これもとても難曲でたくさん練習した記憶があります。ある週のリハでは1箇所全然歯が立たない箇所があり、フィルから宿題ねとのことで次回リハまでの間にめっちゃ練習し克服しました。
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そんなこんなで挑んだ人生2回目のウェールズ地区大会、この大会も一生忘れないでしょう。結果から言うと我々コーリーは5位でした。
盗撮ですが、当時の映像が残っています。
ショックで写真も上記一枚のみ、何も書くこともありません。
英国金管バンド業界にも衝撃が走った結果で、審査員はどうなっているのか、勝ったバンドも「どうやってこの演奏に勝ったのか?」など疑惑の声があがりましたが、我々はただ会場を後にするだけでした。
欧州選手権へ向けて
2013年地区大会は大敗したものの、前年である2012年の地区大会で優勝していたので2013年の欧州選手権への切符は手にしていたコーリー
地区大会での雪辱を晴らすため、バンド一同気合いが入ります。
またこの頃にコーリーのベースをベコベコYorkからBessonの新型に一新することになりました。もともとBessonがスポンサーについていることから貸し出しと言う形だったと思います。
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また2013年8月にはコーリー初のオーストラリアツアーも企画され、河野も行けそうなのでVISAの取り扱いにてんやわんやとなりました。(留学中に約2週間オーストラリアに行って大丈夫なの?とかです。お金を稼ぐわけではないので観光ビザで大丈夫でしたが、一応確認してもらいました)
また絶対に負けたくない欧州選手権ということで、フィルから伝説のフィリップへ作曲の依頼。あのフィリップ・スパークに作曲を委嘱し、バンドルームにフィリップがきてくれました。
彼のチューバ協奏曲で人生の扉を開いてきた河野は速攻で楽譜を持っていきサインをねだりました、感謝!
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最後に
こうして激闘と雪辱の三月も終わり、英国はイースターホリデー(春休み)、舞台はヨーロピアンに移ります。
4月は(のちに分かったことですが)、ストレスと疲れ、睡眠不足で人生初の痛風になり病院に駆け込んだり、ヨーロピアンのための準備と卒業試験のための準備で大忙しでした。
そんなてんやわんやだったので、正直4月の写真がほぼほぼなく、おそらくコーリー活動、大学院の研究、自分を生かすための活動とそれだけでした。
というわけで、3月の雪辱を果たせるのか、次回は激闘欧州選手権 in オスロ、ノルウェー編です。
こちらから続きがご覧になれます。(公開後)
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Kazz
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