【日記】浅草酉の市2024
おはようございます。音楽家、チューバ奏者、指揮者、金管バンドディレクターの河野一之です。
お祭って最高ですよね!大好き!
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お知らせ
各種お知らせは以下のアカウントよりご覧ください。
11/17(日)ネクサスブラスバンド第29回定期演奏会
12/28(土)年忘れ、イギリス周遊歌合戦2024
【日記】浅草酉の市2024
もう5年ぐらい通わせてもらっている11月の鷲神社、ここで毎年11月の酉の日に開催されているのが『酉の市』、後から知ったのですが実は関東の文化なようです。
色々勢いのあるお店や会社にお伺いすると大概大きな熊手が飾ってあり、「縁起が良いなー!」と憧れており、河野も個人事業主=フリーランスの音楽家として活動を始めさせてもらっている身として4~5年前から熊手を買わせてもらっています
本当におかげさまで、なんとか今も生き長らえているのは普段お世話になっている皆さんと鷲神社亀谷の熊手のおかげ様なわけです!感謝!
酉の市
先ほどから名前を出している酉の市ですが、もともと鎌倉時代の仏教の僧である日蓮大聖人が国家平安を祈り、それに応えて明星(金星)が動き出し、不思議な動きと共に現れた鷲妙見菩薩、その日が酉の日だったことから始まったそうです。
その後江戸時代より現在の商売繁盛や開運招福として11月の酉の日にお祭とともに熊手を販売する行事が生まれたそうです。
詳細はこちらからご覧ください。
どんなことをするの?
河野の場合はまず家にすでにある昨年の熊手を携え台東区三ノ輪駅に向かいます。そこから鷲神社へ徒歩で向かいます。
熊手を持って歩いているだけでご高齢の方々や子供たちから話しかけてもらったり、めちゃくちゃくガン見されるので音楽家スキルを出し笑顔で対応をさせていただきます。
そして神社へ着く寸前の鳥居の前には昨年の熊手をお焚き上げしてくださる業者の方々がいらっしゃるのでお賽銭と感謝と共に熊手をお渡しします。
そして鷲神社鳥居
例年ですと、この鳥居に入るのに10~15分ぐらいかかります。混んでいる時は想像を絶する時間並ぶと思いますので何年か通って人が少なそうな時間を狙っていくといいと思います。(深夜、朝とかお昼時とか?)
今年は幸運なことに並びの列もなくそのまますっと入れてしまったのでまずは鷲神社本殿にご挨拶
本殿付近にはさすがに行列ができていたので、見上げた先にある物見でのおかめさんの舞を見ながら列を進めます。
そして本殿でのご挨拶が済んだら贔屓の熊手屋さんへ
河野の贔屓は生まれて初めて熊手を買わせてもらった『熊手亀谷』さん(かめたにさん)。鷲神社鳥居より1番近く左手に店を構える熊手屋さんです。
インスタもされています。
買い方
値札などは無いので店員さんに聞きます。
そして自分の感性に響き、さらに予算内の熊手を見つけたら購入の意思を示します。
そして名前などを伝え、様々な装飾や札を刺して頂いたり、音楽家ということをご存知いただいているので音符を刺してもらったりと色々しお会計をします。この時、粋を楽しみたいのでお釣りが出る際はご祝儀としてお納めいただきます。
その後、商売繁盛の掛け声をいただいて終わりです。この瞬間がハイライト、とてもありがたく縁起が良く感じ、最高です。また一年ガンガンお役に立って稼ごうという気にしていただけます。
効果
あまり粋ではないのでこんなことを書くのも難なのですが、何でも因数分解し、理屈を考えるのが好きな人間なので書いてみます。
酉の市での熊手購入は、熊手を買い、翌年もまた買い直しにくる、しかも神社のそばまでくるとたくさんの出店、鳥居をくぐれば威勢の良い掛け声の嵐と、山のように陳列されている熊手の数々が売られています。(巨大なものは予約)
中には直径1m以上もありそうな巨大な熊手、そして神社仏閣という縁起のいい場所というのもあってまずとても気分がいいのです。
さらに、熊手を持つ=自分の昨年1年間の商売がどうだったかという振り返りにもなりますし、さらに「熊手を買ったんだから」という心理のもと『良かった点』にフォーカスすることができるので余計に気分も良くなり、また頑張ろう!という気になるのです。
とか書いてみましたが、気持ちが落ち込んでいる時などはやはりすがりたくなるもの。熊手も買った、頑張ってるし大丈夫!と最後の一支えになってくださるのも事実です。
終わりに
今年も無事酉の市にお伺いできて良かったです。
引続き何事も「あたりまえ」と思わず、感謝と共にまた一年頑張りたいと思います!
また台東区三ノ輪から遠くても、新宿や府中でも開催されていますのでこちらもおすすめです。
Thank you
Kazz