基本情報技術者って必要?
こんにちは、ベーシストエンジニアのフクナガです。
今回は、「基本情報技術者」を持ってると何が嬉しいのかという話をします。
本記事は、SIerでの就職を考える方や新入社員、基本情報取得を迷っている方に向けての記事になります。
基本情報技術者について
詳しい説明はこのサイトが無難にわかりやすいと思います( https://moguchan.info/entry43.html )
著者が取得するまで
以下の記事で経歴については軽く記載しましたが、僕はエンジニアとしてキャリアをスタートする前に情報系の大学に通っていました。
大学時代に基本情報技術者の授業があったので「基本情報いるいらない問題」は学生時代からありました。学生時代に僕と友人が出した結論は「いらない」でした。就職や昇給に使えるという記事がネットにあまり載っていなさそうなのでそう判断したのですが、僕は結局入社後取得することになります。基本情報技術者を取得するまでの流れは以下です。
1. 入社の内定をもらう
つまり、内定をもらうために基本情報技術者が必須かと言われると、「必須ではない」と言えると思います(というよりほとんどみんな持っていなかった印象)
2. 内定式で基本情報技術者の教材および受験案内が渡される
僕にとって初めての会社で、「サボる」みたいな概念はなかったため教材をもらって以降結構真面目に勉強しました。1日2時間の勉強を週2,3日という生活が3ヶ月くらいは続きましたかね...
3. 午前試験に合格
基本情報技術者試験というのは午前試験と午後試験というのがあります。午前はマーク式、午後は筆記形式なのですが、会社が契約しているプラン?で午前だけ先に受けられました。ここは勉強の甲斐もあり合格できました。
4. 入社後の4月に午後試験に合格
入社後研修で予定が詰まる中、電車とかで午後試験の模試をスマホの小さい画面で解き続けていた覚えがあります。電車で勉強なんてしたことがなかったので割とストレスでしたね... 「これに受からないとクビになるのでは?」くらいの覚悟でやっていましたが、同期の合格率は6~7割くらいだったので別に受からなくてもクビにはならなさそうです。。
取得するメリット
いよいよ、本題。何が嬉しいのという話をします。
1. 「やる気がある」表明
「宿題ちゃんとやってくる」に近いと思います。文系出身でIT知識ない方は無難にとっておいた方が良いと思います。また、就職活動でも根拠のないやる気よりも「基本情報技術も独学で頑張って取りました!」の方が印象はいいはず(そこまでコスパがいい方法ではないので個人的には就職決まってからでいいんじゃないかと思いますが...)
2. IT知識の底上げ
あくまでSIerとして述べさせてもらうと、このレベルの知識がないと割と詰みます。受からなくても実務経験でカバーできるので必須だとは思いませんが、新人の時の学習コストって残業時間に直結するので早く帰って遊びたいのであれば時間をかけてコツコツやっておくことをお勧めします。
取得しなくてもよかったと思ったこと
ポジティブなことばかり書いていると説得力がないと思うので「要らなかったんじゃないか?」と思った経験も書いておきます。
1. 職場・転職の面接で聞かれたことがない
転職の面接は職務経歴書に書いているので聞く必要がないに近いと思いますが、実務でも「持っていたことでよかったこと」は特になかった印象です。資格を持っていることが価値というより勉強した知識が価値なのでそういう意味だとわざわざ試験を受ける意味はないのかもしれないです。(お金かかるし...)
2. とにかく時間がかかる
試験の範囲が広い上、結構難しいものもあるのでとにかく時間がかかります。書店に行くとわかりやすいIT関連の書籍(図とか載っているもの)が多いので、それを読み漁っていた方が役に立つかもしれないです。なので、入社当初の僕のようにあまりITに興味なくやる気がない場合はこの試験きっかけで勉強するのがいいと思いますが、やる気満々なのであれば興味の赴くままに書籍を読んでいくのをお勧めしておきます。
結論
ITに対して苦手だとか、興味があまり持てないという人は機会があれば無難にとっておくと一歩目としてはかなり良いと思います。ただ、この資格を持っていることで何かに有利になるような代物ではないのであまり期待しすぎず...
おまけ
僕は会社のMBO(目標決めてそれを達成すると評価につながるみたいなやつ)対策として応用情報技術者も取得しているのでそちらも同じような記事を出してみようと思います。
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