【忙しい人向け】応用情報技術者合格まで
こんにちは、ベーシストエンジニアのフクナガです。
今回の記事では、僕が入社1年目(当時22歳)に取得した応用情報技術者試験について当時の経験を踏まえながら合格までの流れをご説明できればと思います。
前提(資格取得時の状態)
気になる方もいると思うので当時の自分の状況を簡単に記載します。
取得資格
基本情報技術者試験(こんな記事を書いてみました https://note.com/bassist_engineer/n/nd1e1e6cef1f4 )
職務内容
応用情報技術者取得に向けて勉強していた時は、部署配属直後だったため手順書用意済みのテストを実施したり、運用に利用する端末を手順書通り設定したり、運用の手順書を作成したり...
つまり雑用中心で世間で言うところの「実務経験」はないに等しい状態でした。
取得理由
ずばりMBO対策です。(会社で目標立てて評価につながる的なやつです)
転職などで使えるイメージはありませんが、会社での昇給には必要な場合もあるようです。
勉強期間
僕が試験に合格するまでにかかった期間はおおよそ2~3ヶ月だったかと思います。応用情報技術者試験は年に2回試験があり(4月と10月)、受けられる直近の試験が10月だったためギリギリまで勉強していました。
この記事を読んでいる方の中には実務経験がある方も多いと思うのでもう少し時間がかからない場合もあると思いますが、感覚的には範囲が広くわりと取得まで時間がかかる資格だと思います。
教材
当時勉強に使った教材はこちらです。
教科書:応用情報技術者 合格教本 ( https://amzn.to/3nMPjlr )
過去問題:過去問道場 ( https://www.ap-siken.com/apkakomon.php )
勉強方法
基本的には「演習中心」で進めるのをお勧めします。なぜなら「範囲が広すぎて読み中心だと身につかない」からです。実際に演習中心ってどういうふうに進めるのか詳細に書いていきます!
1. 教科書を読む
演習中心とはいえ知識0では演習できないので超軽く読みましょう。ポイントは1章単位で読んでいくことと本気で読み込みすぎないことです。わかっていない部分は演習の時にわかるのでこの段階で全部把握しようと思わず、小説を読むのと同じテンションで読み流してもらえれば十分だと思います。
2. 軽い演習 + 読み戻り
ご紹介した教材は各章末に演習問題が4~5問ほどついているのでそれを解いていきます。おそらく全くできないと思います。。。解けない問題についてその章を読み返し、答えを見ずになるべく自力で解きましょう。答えがあっていれば解説を読む必要はないと思いますが、間違っている場合は知識がある(章を見返しているので)のに間違ったということなのでしっかりと解説を理解できるまで読みましょう。
つまり、「演習(何も見ない)」⇨「演習(章を読み返しながら)」⇨「答え合わせ」⇨「場合によって解説の読み込み」 という流れで実施しましょうということですね。
教材についている演習は、教材の中に必ず答えor解き方があるのでここは着実に理解できるようにしましょう!!
3. 過去問道場(分野ごと)
演習が終わったら、次の章へ進まずに同じ範囲の問題を過去問道場で解きましょう。基本的には章の名前と過去問道場の分野が同じなので(いい教材ですね)忘れないうちに演習を積みましょう。ここの演習も基本的には2で書いた手順で進めるのがお勧めです。わからないのが当然なので、何問あっているかではなく教科書を読み込むためのきっかけとして頑張って解いていきましょう!
何問あっているかは重要ではないと書きましたが、ある程度次に進む基準が必要だと思います。正答率が「90%」を超えられるようになってきたら次の章に進んで良いと思います。
4. 前述の1,2,3を全章分実施
5. ひたすら過去問道場(午前試験)
今までは、分野ごとに過去問道場を解いてきたと思います。この段階では全ての章から出題し、正答率が90%以上になるまでやっていきます。
ここまでで勉強してきた内容を思い出すことと取りこぼしている苦手を克服する段階になります。
↑ここまでで1ヶ月半から2ヶ月かかるイメージですね。勉強時間をがっつり確保できる場合はもっと時間がかからないと思いますが、社会人は業務時間外にやらないといけません...できても1日1~2時間と考えるとこのくらいは見積もっておいた方が良いと思います。
6. ひたすら過去問道場(午後試験)
ここが大変、桁違いに難易度が上がります。ただ、午前問題の内容を使えば解けるはずなので1ヶ月くらいひたすら解いていきましょう。
このタイミングでよく聞かれる質問が
どの分野を選んで勉強するべき??
です。
結論から言うと「頑張って全部やっておきましょう」です。
全部できたら苦労しないわ!とおっしゃる方も多いかもしれませんのでちゃんと理由を記載します。
最も大きな理由としては「試験によって難易度のブレがあるから」です。自分が勉強しなかった分野に限って受けたとき超簡単、得意分野がめっちゃ難しいという場合もあるので全部できないと合格の可能性が格段に落ちます。
最後に
ここまで勉強方法を記載してきました!多くの受験者が苦しむのは午後試験だと思います(僕も午後試験にはかなり苦戦しました...)当時の感覚では「確実に落ちる」と思いながら当日試験を受けに行きました。自信がなかった一番の理由は午後試験の成績が全く上がらないことです。
どうせ落ちるなら受けるのをやめようかな...?
と思ったくらいですが、当日の試験ではなぜか午後試験の苦手な分野(セキュリティでしたかね)が易しめで合格基準に達することができました。諦めず頑張れば奇跡的に受かるかもしれないので、どれだけ自信がなくても受験はしましょう!
この記事が皆さんの受験に役立つととても嬉しいです!
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