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【雑記帳37】ラインブレイクは恥

本ノートのバスフィッシングのフレームワークにおける道具と技術について考察していきます.前回は,どのような視点から道具や技術に関する知識を整理していくかについて述べました.今回は,それ以前の話として,ラインブレイクに関する私の考えを述べたいと思います.

ラインを細くすることの意味というのは色々あって,結果として食いが良くなる場合が多いと思うのですが,当然ラインブレイクのリスクは高まっていきます.そうなれば,結局キャッチできる魚は減ってしまいます.特に,大物になればなるほどキャッチが難しくなってしまいます.

ただ,このラインブレイクに関しては,釣果云々という話ではなくて,極力防がなければならないものだと感じています.なぜなら,魚を無駄に傷つけてしまったり,釣り場にゴミを残してしまったりするからです.最終的な釣果が減ってしまうから細すぎる糸を使うのはやめようというレベルではなく,糸が太すぎるせいで多少釣果が減ってしまったとしても,ラインブレイクしない範囲で釣りをしようというのが私の考えです(他人に強要はしませんが).

そもそも釣りというのは制限のある中で創意工夫する遊びなわけです.そうでなければ,餌でバスを釣ってもいいわけですし,もしSNSに釣果をアップしたいだけなら投網で取ったバスの口にルアーをぶら下げて写真を取ったっていいわけじゃないですか.だったら,少しでもラインブレイクの可能性のある細さの糸は基本的に使わないという制限の中で釣りを楽しんでもいいんじゃないかと思います.

もちろん,1本の魚を取れるかどうかで家族を養えるかどうか変わってしまうようなプロアングラーなら,ギリギリのセッティングを求めるのもわかりますし,最終的には個人の自由だと思います.でも,私のように趣味で釣りをする人間にとっては,そこまでシビアなセッティングを求める必要はないと思いますし,太い糸に大きいルアーで,ラインスラックをうまく使って大物を騙すのも技術だと思っています.

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