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【雑記帳34】情報と判断,ここまでのまとめ
これまで,私のバスフィッシングのフレームワークにおける判断とその根拠となる情報について書き溜めてきました.いつ,どこで,何を投げるか,のすべてに対して1周目の考察が終わったので,ここまでにわかったことを整理してみたいと思います.
判断結果
判断すべきこととしては以下が挙げられます.
有望な時間帯
時合い
エリアごとの時間配分
釣りたいバスの場所
エリア
ストラクチャーやそこへの着き方
カバーやそこへの着き方
レンジ
ボートポジション
ルアー
強さ
動く向き
速さ
食わせ力
レンジ
トレースコース
事前情報
判断の根拠として用いることのできる事前情報には以下が挙げられます.
時期
地図
日の出,日没の時間
天気予報(晴れ,曇り,雨,雪など)
気温予報
風予報
気圧予報
潮時表(タイドグラフ)
ダムの放水情報
水門の開閉情報
情報
判断の根拠として用いることのできる情報には以下が挙げられます.
天気(晴れ,曇り,雨,雪など)
光量
気圧
風
底質
水位(潮位)
水の透明度
流れ
水温や水温躍層(サーモクライン)
鳥など,その他の生命反応
ベイトフィッシュ
目視や魚探でわかるバスの場所
魚の活性
バイトの有無
サイトフィッシングにおける魚の反応
ルアーの追い方
バイトの深さ
釣れた魚のコンディション
どの情報がどの判断に利用できるか
各判断とそれに用いることのできる情報の間に線を引いて図にしてみました.
エリアなど大きな判断には様々な情報が用いられるのに対し,ルアーなどの細かい判断のためには魚を釣って初めて得られる情報が重要になるという傾向があるように思います.また,魚が釣れて初めて分かる情報のような,入手難度の高い情報からはより多くの判断ができるという傾向もわかります.
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今後の課題
とりあえず,これまで列挙してきた情報をそのまま図にしましたが,各項目の粒感がまだ揃っていないので,そのあたりはもっと整理する必要があると思います.また,魚の活性など,直接観測される情報ではなく,いくつかの情報から推定する情報もあるため,情報の中にも階層構造がある事がわかります.あるいは,魚の活性を推定する事自体を一つの判断と考えれば,判断に階層構造があると考えることもできるでしょう.このような構造を取り入れて,フレームワーク自体をもう一度見直してみてもいいかもしれません.