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【雑記帳22】ルアーの食わせ力の判断に用いる情報,理論
私はバスフィッシングにおいて,何を投げるか判断する際に,ルアーの強さ,動きの向き,動きの速さ,食わせ力を決めるようにするとよいのではないかと考えています.今回は特にルアーの食わせ力を決めるために利用できる情報や理論について考えてみたいと思います.
基本的に食わせるまで正解はわからない
これを言ってしまうと元も子もないのかもしれませんが,どのような食わせの動きがその日のバスにスイッチを入れるのかは,実際に試してみるまでわからないと思います.したがって,食わせ力の判断に用いる情報や理論は以下のようになるのではないかと思います.
情報:バイトの有無
理論:バイトがある食わせ力が有効.
情報:魚の反応(サイトフィッシングの場合)
理論:私自身はそんなにサイトフィッシングをやらないので,それ専門の書籍やDVDも見ていないのですが,ルアーに寄っていく速度や両眼視野(前方斜め上付近)でルアーを捉えようとしているかどうかなどから魚のルアーに対する興味を推し量ることができるそうです(ヒロ内藤さんの「THE ANSWER Game 1」より).
一つ注意すべきことは,【雑記帳18】で述べたように,食わせ力が発揮されるのは魚がすでにルアーに気づいた後ということです.魚がルアーに気づいていないのに必死にハングオフの動きを演出しようが,ロングポーズをとろうが,絶対に食って来ないはずです.濁りや光量など,ルアーの気付かれやすさを左右する情報や理論が上記に含まれないのは,魚がルアーに気づいた後の議論をしているからです.
したがって,食わせ力に関する試行錯誤は,釣りたい魚の居場所を想定した上で行うべきでしょう.それで,色々な食わせ力を試しても釣れなければ,その場所に自分に釣れる魚はいないという判断につなげていくことができると思います.