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【雑記帳38】レンジをコントロールするための道具,技術
本ノートのバスフィッシングフレームワークにおける釣りの実行段階では,どんなレンジにルアーを通してみたいかというイメージは出来上がっているものとしています.そのもとで,狙いのレンジを少しでも正確に通していくための道具や技術にはどのようなものがあるか考えてみたいと思います.
また,様々な道具の使い方を含む,釣りの基本についてこちらの有料記事にまとめていますので,よかったらご購入ください.
実行の流れ順に整理
以前の記事で,釣りの「実行の流れ」と,道具を「魚側から考える」という2つの視点から道具や技術を整理すると書きました.レンジコントロールについて実行の流れの順に整理すると以下のようになると思います.
ルアーを投げる
クランクベイトなど,巻くことで潜っていくタイプのルアーを狙ったレンジに通すためにはその分遠くに投げる必要があります.
ルアーを泳がす
スピナーベイトなど,止めると沈み,巻くと浮いてくるルアーは,着水後のカウントダウンと,巻く速度でレンジをコントロールできます.
ルアーを泳がした後の,魚をかける,寄せる,取り込むという動作はレンジコントロールとは無関係ですね.
魚側から考えて整理
次に,レンジコントロールに使える道具,技術を魚側から考えて整理してみたいと思います.
フック
フックの重さでサスペンドチューンをするというのは聞いたことがあります.
トップウォーターならフックを大きくすることでダイビングしやすくなったりするそうです.
フェザーフックで抵抗が増えるとレンジが変わったりするのでしょうか?このあたりはよくわかりません.
ルアー
リップのあるルアーはリップが長く,角度が寝ているほど深く潜ります.
沈むルアーは重いほど深いレンジを引きやすくなります.
シンカーをつけることができるならシンカーをつければより深いレンジを引くことができます.
ライン
細いラインほど抵抗が少ないので深く潜ります.
フロロが最も重く,ナイロン,PEの順に軽くなるので,フロロを使うことで深く潜らせることができます.ワームの釣りではラインを底に這わせることがキモになることがあります.トップウォーターをゆっくり動かすにはナイロンラインにしたほうがいいでしょう.
ロッド
竿を上げれば浅いレンジを,下げれば深いレンジを引くことができます.長い竿のほうがレンジを調整できる幅が広くなります.
リール
止めると沈み,巻くと浮くタイプのルアーは,巻く速度でレンジをコントロールできます.ギヤ比によっても調節できます.
自分
ニーリング(ボートや地面に膝をついてロッドティップを水中に差し込む)によって,より深いレンジを通すことができます.
ボート
止めると沈み,巻くと浮くタイプのルアーの場合は,上流側からアプローチすると浮き上がりやすく,下流側からアプローチすると沈みやすくなります.
大きくはこんなところでしょうか.また思い出したら書き足すかもしれません.