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コード譜からウォーキングベースラインを弾けるようになる手順

どうもですー!ベーシストの森田哲生です!

今回は、コード譜からウォーキングベース(4ビートなど)を弾けるようになる手順について、少し話したいと思います!


・絶対にやってはいけない練習法

まず、ですが、、、笑

絶対にやっちゃいけない練習法を先に上げます!笑

それは『多くの市販されているジャズのウォーキングベースなんたらとかって本は使わない!』です!
具体的に言いますと、音符が全部書かれていて、そのまま弾くような本の事です。(TAB譜なんて、もう論外です。笑)

手順が書いてある本だったら、良いのもあるとは思うのですが、ベースラインが全部書いてある本では、それを何となく辿って行くのみで、実際に作り出す行為に直結しないんですよね。
実際に、その手の本で根気よく何曲もコピーしているにも関わらず、コード譜で弾けない人はよく目にします。

実際のセッションや本当のジャズの演奏の場では、コード譜から自由に演奏できる事が最低限のレベルとも言えるからです。
こんなことを言うと、一部の方で「私はTAB譜でジャズを演奏していますよ!」って言う人もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実際にリアルなセッション演奏してみるといかに使えないのかは実感して頂けると思いますし、また、そんな苦い経験をした人もいらっしゃるのではないかなと思います。

まずここで理解して頂きたいのは『音符やTAB譜だけを見てそのまま弾くだけの練習』は絶対にしない!です!

・オススメの練習方法とは!?

では、どういった方法が良いのかと言いますと、ベーシックな所から順序良く組み立てていく方法を学んで行く他ないんだと思っております。

具体的には、順を追って動画で説明しているので、是非見ていただきたいんですが、簡単に書くと、まずは各々のコードを理解する必要があるので、コードトーンを練習してみます。

一見、つまらなさそうではありますが、この段階でコード進行にに合わせてリズムに乗せて弾いていくと、意外とウォーキングベースに聴こえます。

ただ、それだけでは味気ないので、良くあるコード進行を取り上げて、このパターンの時はこんなラインの流れが使えると説明してますので、それらを使える所で当てはめていく。と言った流れになります。

更に、勿論ではありますが、流れは決まったものばかりでは無いので、他の流れや特殊な場合のラインを作るコツの初歩まで触れています。

このように全てのコードに使える方法から、順によくあるコード進行、その次によくありそうなコード進行、そして、どんなコード進行でもと言った具合に「よく使う』ポイントから説明しています。

・いろんなコード進行に対応できる具体的なベースライン解説

今回の教材ではありませんが、今回の内容がいろんな曲で応用できるようになってきたら、具体的なベースラインを考えて作ってみたり、研究してみると、よりかっこいいベースラインが弾けるようになっていくと思います。

これまでにもいろんな曲を題材に具体的な『実践に使えるベースライン』の教材も作っていますので、是非活用してください!

・今回の根幹になるコードトーン練習

今回の練習初期にも出てきていて、且つ、どんな曲のベースラインやアドリブソロにも応用でき、更には音楽理論の習得にも繋がるコードトーンの練習があります。
エレキベースでも難しく感じる人は多いかなと思いますが、特にコントラバスでは音程の問題とも相まってとても難度の高い所でもあります。

そんな『コードトーン練習』のみをよりゆっくりなテンポからしっかり習得出来るような音源教材も作っています。
もし、少しでも難しいなと感じた方は是非、活用ください!

ちなみにこの練習をしっかりしておくと、アドリブソロの練習時にも凄く役に立ちます!

・セッションに必要な知識

今回の教材は主に『コード譜から自由にジャズのベースラインが弾けるようになる!』ではありますが、それ以外にも多くの方が知らない、実際にセッションで起こりうるイントロとアウトロの方法もまとめてあります。

実際にセッションの現場で即座に使いこなすには慣れも必要になりますが、場合によっては何が起こったかなど分からず改善できていないって人もしばしばお見かけします。
多くの教材には載っていない事柄ですが、実際に起こるジャズのイントロ、アウトロの具体的な事柄を前もって知り、取り組むことも出来ます。

・最後に、、、

今回の教材は、枚数こそ少ないですが、しっかりやるとなるとそこそこ時間は掛かると思います。この手順のみでも、良くあるジャズスタンダードはどの曲でもウォーキングベースラインを作り出せると思います。

ご興味のある方は、是非、動画と連動して勉強してみて下さい!!

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