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緊急事態宣言初日に「休業要請の2週間見送り」求める政府の怪

新型コロナウイルスについて、今日のメモ。

まず、国内の新規感染者が今日(4月8日)、1日で500人を超え、計4961人になったそうです。いよいよ増えてきたな……。

これまでの1日の最多感染者数は、これまで最大でも300人台だったので、感染拡大は疑いようがないのかな。もちろん検査数によりますが、そこの正確な情報がイマイチ把握できない。

東京都(144人)、神奈川県(67人)、埼玉県(34人)では、それぞれ1日あたりの感染者数が最多を更新。

緊急事態宣言が出たとは言え、やはり「社畜大国」と揶揄されるこの国では大勢が通常通り出勤。通勤電車も混雑していたようですが、都内の主要駅の利用者は前年比で50〜60%まで減っていたそう。

全然甘いと思いますが、緊急事態宣言に強制力がない割には、ある程度の効果が発揮されているとも考えられますよね。

さて、緊急事態宣言初日の今日、一番驚かされたニュースがコチラ。

緊急事態宣言を巡り、西村康稔経済再生担当相が対象地域となった7都府県知事とのテレビ会議で、休業要請を2週間程度見送るよう打診した

「休業要請と補償はセットだ」ってことを国は痛いほど自覚している。だからこそ、こういう打診が出てくる。要するに、

「補償は勘弁してくれ。もうちょい様子をみようよ。本当にヤバくなるまでは、自分の面倒は自分で見ろ」。

ってことでしょう。

何のための緊急事態宣言だったのか。感染者が何万人になったら腹をくくるのか。今日確認された東京の新規感染者144人のうち、95人が感染経路不明。全然、現状を把握できてないんじゃん。

政府は、なんでこんなに危機感がないんだ?

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