「映画」には「映画館」が必要だ。補償なき難局に文化人が行動
カルチャーが死ぬ…このままじゃマジで。
アップリンクでさえヤバいんだから、ほかのミニシアターなんてもっとヤバいでしょう。
そこで井浦さんや是枝さんが動き始めました。経済的補償がなければ、ミニシアターは閉館してしまうと危機感を示しています。
「SAVE THE CINEMA」。井浦さんのインスタも多くの反響を集めているようで。
映画は文化。ミニシアターは隠れた名作を常に照らし出してきました。功績は、決して小さくない。
政治も行政もわかっていないようだけど、その偉大な歴史は簡単に途切れさせていいものじゃないでしょ…。
是枝さんの「万引き家族」がパルムドール賞を受賞したとき、政府は大喜びしてこれにあやかろうとしたけど、いざ映画界が困ったときは放置ですって。
以前も紹介したけど、ドイツとの意識の差は悲しいくらいエグい。フォーブスの記事にも記述がありました。
ドイツのモニカ・グリュッタース文化相は3月11日の声明のなかで、「文化は良い時にのみ与えられる贅沢品ではありません」と訴え、アーティストへの給付策は「単なる経済的な救済であるだけでなく、中止やキャンセルの影響を被っているわたしたちの文化を救うことでもあるのです」と主張した。
日独のこの文化的な意識の差は致命的ですよね。
新型コロナウイルスの感染者は今日、全国で625人が新たに確認され、国内で見つかった感染者は累計6141人に。
東京都内では189人の感染が確認され、約8割が感染経路不明。大阪で80人、埼玉県で53人、福岡県で39人の感染が判明し、いずれも1日あたりの最多を更新。
まだまだ増えそうですね。
明るいニュースがほしいですよね。みんな暇でしょうし、家でできることもあるんで、いろいろ模索して少しでも面白い企画を作っていきたいと強く思います。
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