お笑い芸人に学ぶ挨拶や礼儀の大事さ
休職中の今、「人間力が下がっているな」と感じることがよくある。
その一つに、コンビニやスーパーで店員さんと接する時に喋るんじゃなくてジェスチャーで対応するようになってしまった。「レジ袋要りますか?」とか「ポイントカード持ってますか?」と聞いてきてるのに首を横に振るだけで済ませてしまっている。我ながらよくない。
これは自分が休職中に人と全然喋っていないがゆえに「言葉を発すること」にハードルができてしまっているからだと思う。同じ休職中でも家族や恋人と暮らしてる人などは多少喋る機会があると思うが、一人暮らしかつ一人好きな自分は一言も喋らないで終わる日がよくある。というか面接がある日以外はほとんどそうだ。喋らなすぎてたまに「今日一言も喋ってないな」と思って「あーあーあーあいうえおー」と言ったりドラマやアニメにセルフツッコミを入れたりしている。先日、久しぶりに友人と遊んだ時に喋ろうと思ってもうまく口が回らなくてビックリした。ハードル云々というよりもはや筋肉が衰えている。その日は口周りがとても疲れた。
そんな中、お笑い芸人さんから挨拶や礼儀の大事さを学ぶことがある。特に感じるのが「マユリカのラジオ」と「サバンナ八木の動画」だ。
お笑い芸人のYouTubeやラジオを聴くことが今の趣味なのだが、その一つにマユリカのラジオがある。このラジオは毎週やってて冒頭に中谷と阪本が必ず挨拶をするのだが、声質のせいか阪本の挨拶がやたら爽やかなのだ。元気系のキャラではなくなんならコンビでは暗い方のキャラなのだが、挨拶だけやたら爽やかで毎回「挨拶だけは爽やかだな〜阪本」と感心してしまう。挨拶だけでその人の印象はだいぶ変わるし、聞いてる側はやはり気持ちがいい。
また、サバンナ八木さんは話し方や人への接し方がとても謙虚で魅力的だ。特に自分が八木さんにハマったきっかけである「【営業-1】よしもと営業マニュアル」という動画が素晴らしい。よしもと内で営業成績上位である八木さんが、営業に行く上で自分なりに気をつけていること、絶対にしてはいけないことをレクチャー形式でほかの芸人に教えている動画なのだが、マネージャーや営業先の従業員さんへの気配りが徹底されているのだ。例えば次のようなことだ。
クライアントさんとのご挨拶の時にテンションを上げておく(クライアントが思っている自分はテレビの前の自分であるため)
楽屋についたら、一番にサインを書く
(クライアントの要望にまず応える)前室(待機場所)でも従業員にネタをする
(裏にいる従業員は本番を見ることができないため)マネージャーにお使いをさせない
(マネージャーは弟子ではない)
動画内では「やりすぎだ!笑」と笑われたりしてるのだが、この姿勢は見習うものがある。こうした周りへの気配りや謙虚さがあるからこそ営業先の人からリピートされて今の営業成績に繋がっているのだろう。この動画を見てシンプルに笑わせてもらったと同時に、礼儀や謙虚さがある人は素敵だなと改めて感じた。
(動画が爆発的に面白いので気になる人はぜひ観てほしい。下に載せておきます。八木さんは近いうちに再ブレイクするんじゃないかと思う)
人間力が下がっている今だからこそ、挨拶や礼儀がきちんとしている人にやけに目がいくし惹かれる。自分もそうなりたいと強く思う。
一社会人に戻るための練習として、また社会人とかに関係なく一人の人間として挨拶と礼儀だけは大切にしたい。まずは明日マックでコーヒーを買って「ミルク要りますか」と訊かれた時に、首を横に振るんじゃなく「要りません!」とバカでかい声で言ってみようと思う。
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