長くゆる〜く働くために持っていたいマインド

現在、休職中かつ転職活動中なのだが、先日志望度の高いところから内定をもらうことができ、来年1月から社会復帰することが決まった。1年間も休んでいたのでシンプルに仕事ができるのか不安な気持ちもあるのだが、体調が崩れない範囲でほどほどに頑張っていきたい。

そんな今、これからの社会人人生を健康に・長くゆる〜く働いていくために、改めて休職生活や転職活動を通して学んだマインドを書こうと思う。


次の会社はあくまで選択肢の一つ

次に行く会社(現職中の人なら今の会社)は、あくまでいっぱいある会社のうちの一つにしか過ぎない。この世界には何千何万と会社があって選択肢は無数にあるので、合わなければ辞めればいい。なんなら会社に属さなくてもフリーランスや親のスネをかじる道(後ろめたさはあるが)もある。とにかくその会社以外にも道はたくさんあるので、「この会社でずっと働く」と気負わないで「色々選択肢はあるけど今はこの会社を選ぶ」くらい軽く考えたい。そのほうが変にその会社に依存しないので気楽に働けるし、結果的に長く働くことにも繋がるのではないかと思う。

個人的な印象だが、「ここ以外入る気はない!」「絶対ここに入社したい!」と運命的に思っている人ほど入社後に苦しんでいたり辞めてしまっているように感じる。常に他の選択肢や逃げ道があった方が個人的にはロープレッシャーで働けるのでいい。


穏やかさ+主体性をベースにする

常に仕事のモチベーションを高く保ち続けるのは疲れてしまう。「絶対に成果を出す!」「常に周りを助ける!」というようなテンション高めの時はあってもいいが、ゆるく長く続けていくためにも基本的には穏やかベースで働く。なんなら「あんま元気ないよね」と思われるくらいが丁度いいんじゃないかとすら思う。

その上で、主体性がないと「やらされてる感」があって途端に苦痛になってしまうので、「仕事の意義を考える」「何事も自ら考えて動く」など自らアクションすることも大事にしたい。仕事の自由度・コントロール感が幸福度に繋がるというのは「科学的な適職」にも書かれており、また私自身、言われたことをただやっていただけの現職がつらくてつらくて仕方がなかったので、身をもってその重要性を感じている。


目的を持つ

主体性と似てるが、「なんでこの会社にいるのか」「なんでこの仕事をしてるのか」をハッキリさせないと「意味のないことをしている」と感じてしまい嫌になってしまう。「フリーランスになるためのスキルを磨くため」「高い給料が貰えるため」などなんでもいいので、自分なりの働く目的や業務の意義を明確にしてできるだけ仕事に納得感を持てるようにしたい。


偶然の出会いや没頭を大事にする

キャリアの8割は偶然で決まる、というデータがある。「自分の業務ではないけど誰かに頼まれてやってみたら楽しかった」「営業先の会社の雰囲気がよくて転職したくなった」など、そういった偶然の出会いや没頭の積み重ねでキャリアの多くは作られていく。なので前述した「仕事の目的や叶えたいことを明確にすること」を大事にしつつも、実際に働いてる中で出てくる気持ちの変化や願望も大事にしたい。働く中で感じるワクワク感や違和感こそ、自分らしいキャリアを築いていくためのヒントだと感じる。

どんな仕事も必ずギャップはある。「思ったよりこの業務にのめり込めなかった」という人や「そもそも会社員という働き方が合っていなかった」という人もいるだろう。きっとそれでいいのだ。結局は自分に合った仕事は働きながら見つけていくしかない。だからこそ、そうした気づきを少しでも多く得られるように偶然の出会いや没頭を大事にしたい。


働き始めたらまた変わるかもしれないが、現時点では、主体的に働いたり働く意義を考えるなどの「前向きなマインド」と、今の道は選択肢の一つにしか過ぎないという「冷めたマインド」の正反対の2つを持ちながら働いていきたい。


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