社会復帰が近いからこそ、だらだら過ごしたい
先日、ありがたいことに内定をもらった。比較的志望度が高いところだったので、今度ある内定面談でお互い違和感がなければ来年から働き始めることになる。
去年の10月頃に休職をしてから約1年間、前半は療養に充てていて後半はほとんど転職活動をしていた。正直、かなりダラダラ転職活動していたなと思う。同じ時期に休職を始めた人のnoteをたくさん読ませていただいているのだが、その人達のほとんどがもう社会復帰をしてしまった。新しい職場で元気に働いてる人もいれば辞めてしまった人もいて様々だが、また働き始める選択をしたその姿はどの人もカッコよかった。
社会復帰欲が高いわけではなかったが、そういう人達のnoteに背中を押されたことに加え、金銭的に生活が厳しくなっていたこと、嫌々ながらも頑張って働いてる友人の存在などもあって「そろそろ働かないとな」と思っていたので、今回内定がもらえて一安心だ。
そんな社会復帰を控えた今、フルタイムで働く現実が迫ってるからこそ「残りの休職生活を楽しもう」と強く思う。
考えたら休職生活というのは貴重な時期すぎる。「職を休む」という字からして「仕事と仕事の間の一時休憩」みたいな風に捉えがちだが、「時間の縛りがないフリーダムな時期」というのは人生の中でそうそうない。幼稚園・小中高大・社会人とこれまで過ごしたどの時期も必ず決められた時間で生活しないといけなかった。留学や転職など人生には色々なことがあるが、シンプルに「時間の縛りがない」という点で貴重なイベントだと感じる。
本来なら今やるべきことは生活リズムを戻すことだ。まだバリバリ昼夜逆転生活をしているのですぐにでも直さなきゃいけない。それはわかる。わかるのだが、だからこそ残りの休職生活をだらだら過ごしたい。
働いてる時には諦めていた深夜の海外サッカー中継をまだ観ていたい。明日のことなんて気にせず芸人の深夜ラジオを生で聴きたいし、料金が安い平日の夜にオールカラオケしたい。夜散歩ももっとしたい。基本的にはしょうもないことばかりだが、そんなしょうもないことができる生活こそ贅沢な生き方だと思う。
社会復帰が近いからこそ、だらだら過ごせることの尊さを感じる最近である。とりあえずこの後「若者のすべて」を聴きながら深夜散歩しよう、こういう時間のために生きてんだから。(内定面談がお互い違和感ありまくりだったら笑える。そしたら元気に休職生活延長しよう)