見出し画像

地域学習・グローバルな視点を育む(明星高等学校 MGクラス)

この記事では、ベネッセアートサイト直島が学校や団体、企業の様々な目的やテーマに応じて実施した、2023年度の教育プログラムについてお伝えします。

プログラム概要

3日間の体験を通して地域での取り組みや課題に目を向けたり、日本の伝統文化をグローバルな視点で発信する力を養うプログラム。

■開催日時
2023年8月31日(木)~9月2日(土)
■参加者
2年生27名+先生2名
■問い合わせ日
2023年8月3日(木)
■認知経路
ウェブ問い合わせ

ベネッセ本社の作品で対話型鑑賞

スケジュール

■1日目

13:30 ベネッセ本社
   (レクチャー、対話型鑑賞、社屋ガイドツアー)
15:50 終了

■2日目

  9:00 地中美術館
10:30 豊島へ移動
11:00 昼食、豊島横尾館、豊島美術館(3班に分かれて行動)
14:45 直島へ移動
15:45 振り返り
16:45 終了、ベネッセハウス チェックイン

■3日目

  9:30 本村周遊プラン作成
10:00 家プロジェクト、ANDO MUSEUM
12:00 昼食
12:45 3日間の振り返り(個人発表)
13:15 自由時間@本村
13:50 離島

特徴

プログラムの特徴

学校からの要望で直島、豊島、犬島の3島をめぐる行程を計画したが、初日にチャーター船が欠航となり犬島のプログラムは中止、ベネッセ本社にて代替プログラムを実施した。

参加者からの評価

■満足度

4.6 / 5 点

■再利用意向

3.5 / 5 点

■理由

・新しい発見を沢山することが出来た。
・直島の細かい名所や作品の着眼点がはっきり分かった。
・アートを目で見るだけでなく、体で感じることができるから。
・夜の美術館は人が少なくゆっくり鑑賞できた。
・施設全体が広くて綺麗で、食事も美味しかった。ここにしかない貴重な作品が多くあり、快適に過ごすこともできた。
・異文化に触れられた。
・直島と豊島をめぐることで、日本の古き良き島に置かれたアートが風景になじむ様子や、興味深い違和感を味わうことができてとてもよかったです。
・いつも過ごしている世界とはまた隔絶されたゆったりとした空間で新たな発見がありました。

■特に良いと思ったところ

家プロジェクト
取り壊されそうだった建物を美術品に生き返らせるのはすごくいいと思った。

豊島美術館
水をアートにするというところがとても面白かったから。

島を歩いているだけで様々なアートに出合うことができ、非日常的な景色を楽しむことができた。

普段の景色とは違う島から見える海の景色はとても綺麗で感動し、とてもよかったです。海の景色だけでなくそれぞれの島にある美術館には普段の美術館とは違う現代美術を感じることができ、色々なものを感じることができました。

■改善点

・(季節柄)虫が多かった。
・犬島に行けなかったので機会があったらまた訪れたい。また、学校のスケジュールで行動したためもっと長く滞在したかったところ。

まとめ・考察

犬島へ行けなかったのは残念だったが、初日に対話型鑑賞を体験していただけたことで、翌日以降は生徒同士で対話をしながら作品を鑑賞する場面が多くあり好影響だった。(藤原)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?