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金星のシンボルとアンク
犬童千絵さんの「碧いホルスの瞳ー男装の女王の物語」の第8巻の裏表紙。
西は日が沈む方向であり、西方浄土と言われるように、死者を送る、冥界、天国イメージがある。また同時に風水では秋の実り、「豊かさ」の方位とされる。
秋分の秋のお彼岸、春分の春のお彼岸というのも、彼岸というのは冥界の出入り口…秋から春、日の入りから日の出、夜、陰陽の陰…
アンクは冥界への鍵、とされる。冥界が「豊かさ」、パワーの源だということを表してるんだろうな と思う。古代の王様はピラミッドとか古墳とか建てること、お彼岸にお墓参りというのもそういうことではないかしら
金星のシンボルはどう見てもアンクだよなぁ…ってぼんやり考えてたら金星は宵の明星と明けの明星があるって気がついた。牡牛座は日の出前の明けの明星、天秤座は日の入り前の宵の明星。
明けの明星はルシファーとされる…それはなぜかと言うと太陽、夜明けが近づいているのに強く輝いているからだって。だから牡牛座は物質的豊かさとか言われるんだな。
天秤座の方向は西で穀物が実るイメージ。美という漢字の成り立ちは羊が大きいと書く。羊が大きかったら「美」。羊が大きくて、豊かなことは美しいというイメージが結びついている。天秤座や金星の「美」はここから来てるかもよ
今年の3月にこんなの↓書いてるわ。やばい。
豊かさやパワーは冥界より生まれて、夜、陰に育まれるのだ。たぶん
豊かさを受け取るにはぼんやりする覚悟が必要、っていう記事を8月に書いたけど、その感じに通じると思った。豊かさは「ぼんやり」の中にあるのだ、たぶん。
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