〈さかしらに秋云ふなかれ風の秘を 郷士〉詩人の山之口貘は屋外生活を続けながらも、結婚したい、奥さんが慾しいとまさに獨身者のポエムを執拗な迄に書いた。それが彼の出発點。人のこと嗤へない私、と言ふ存在。-明白な思考を、それがいつも邪魔する。要は淋しい淋しい、秋なる季なのだ。©都築郷士
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