詩)都築郷士『ぶうつく』呟きの如く・21 附・詩人の為の秋冬ワードローブ集
名作はまだまだ諸方の名もないところによその土地の石地蔵と同じようにほッたらかされている筈だと思われます。- 「飛騨の秘密」 坂口安吾
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皆そんな些事知るもなく我が詩あり 郷士
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【トキメキメキトキ】
零時を回つた
お医者さんごつこ
大人たちもやつてゐるよ
胸はまだときめくかい?
零時を回つた
暗がりの中から
何かゞまろび出てくる
それつていつたい全体?
バカなことばつかり言つてた
当然の報ひ -
他人に愛されるけれど
自分は(てめえを)嫌つてゐるな?🌠
天空のトランペット奏者は
あんたに似てゐなくて残念
あんたの兄弟たちは
みんな冥界に逃げた
さうして去年の今ごろは
何やつてたんだつけ、
忘却の神の
名を忘れ そりや皮肉にも
ご苦労さん、昔のツケは
からだで返す
零時を回つた
お医者さんごつこ、さ、は、は
笑ひが渇く
あんたはどうだ 夜眠れるかい?
洞穴での馬鹿げたジャム
ジャムをねぶつて
育つた身には
聖痕があるつてか、
帯状疱疹
大人のはしかの
予防接種!
まだ胸はときめくかい?
魔法を信じてゐるの..
女が現れた
身の下相談に、お、お
僕の魂は震へる。
©都築郷士
※
ハスラーども放浪流浪都會でのあゝ七七は勝手に付けよ
(©都築郷士)
Love me two times, don't kill me two times.
どうやつて生き延びるかも忘れ生きて 郷士
ぢやまた。アデュー。
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