imaginary haunted blues #6. by 都築郷士

画像1 【霧】 「世界一杯濃霧になれと加持祈祷」 己達が、霧に溶けゆく、秋の定番に 何故だか、貴女は、道に迷つた クルマ社會、口笛など送られ だがその安ピカのセダンも、動けやしまい 何もかもが、霧 - さうさう、霧と 同化しやうと どうかしてゐるぜ 何ゆゑ重低音許りを、ヘヴィと呼びなす チンピラども、朝も早よから 退屈で、ざまあみろ餓鬼ども 己はモータリゼーション世界に、背を向け 空をあふぐ 一体今朝の天候は、何と云ふべきか.. その大不可思議、よ。 「詰まらないステンのコートの談したし」 ©都築郷士

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