乗っていた電車が緊急停止して運転再開されずに下車を指示された後の対処方法のポストモーテム
2024/08/09 小田原駅定刻19:36発 新宿駅行きに乗車しました。途中、神奈川県西部地震で秦野市清水町で緊急停車し、21時ごろに車両後部から下車するようアナウンスされました。
その先の移動方法については何らアナウンスされませんでした。
この状況でわたしはこの日の帰宅を諦めて、ホテルを探して当日予約を取ることとしました。
ポストモーテムとして他にどんな手立てがあったのかの想定を書き記しておきます。
状況
冷房でひえたのかお腹の具合が悪く集中力を欠いていました。また昼間はちょっとした山歩きをしたため疲労も高かったです。
空腹感についてはご馳走を食べた後だったため問題ないものの、手持ち飲食物は飲みさしのペットボトルコーヒーと、たまたまサプリメントの余りのクラスターデキストリン20g、プロテイン30gのみありました。
スマホは2台あって別キャリアの契約です。電池残はあまり潤沢ではなく、ポータブルバッテリーは残り尽きていました。
乗務員さんに頼る
下車地点で電車の乗務員さんが個別に問い合わせ対応をしていました。わたしは下車列の最後尾の方で、降りたときには4名程度のお客さんがスマホのマップを見せながら話しておられました。
どうもほとんどの人はすでにこの下車地点から立ち去っており画期的な代替策があったようには見受けられませんでした。ここでネゴシエーションして車両内で待たせてもらう手はあったかもしれません。Xをみるに山間部で下車させられた人たちはそうされたようでした。
わたしの下車地点は住宅地でコンビニも近くにあり、駅も徒歩可能圏だったので指示通り降りることとしました。
お金とかの補填は最前線の乗務員の方に権限があるわけじゃないので詰め寄るべきではないという思想を持っています。
バス便
後追いで調べると、海寄りのJRに向かうバスがあったようでした。JRは遅れをきたしつつも動いていたようなのでこれで向かっていればその日のうちに帰れたかもしれません。
また振替輸送を行なっているとのことだったので運賃もかからなかったかもしれません。
ホテル
今回とった手段です。当日予約でありいい値段したものの安心して朝まで過ごすことができました。たまたま徒歩可能域にあって助かりましたが、常にあるとは限りません。
徒歩で帰る
自宅まで50kmオーバーの距離でしたがこれを余儀なくされる状況もありえます。休憩しつつひたすら歩く選択肢もありますが、命の危険もあるのでその場で待つことや避難所に身を寄せるなど待機も視野にいれたいところです。
教訓
少しながら飲み物や食べ物(サプリ)を持っていたのは安心材料で、バッテリーが乏しかったのは不安材料でした。そういったちょっとした備えは家から離れるときには携えておこうと思いました。
交通手段としてはバスや徒歩での代替ルートは地図上で下調べしておきます。
今回とったようなホテル確保はこの程度の被災では安全な選択肢でとってよかったです。ただ現金の手持ちは大変乏しかったので、電子決済全盛ではありますが緊急の備えとして常備しようと思います。
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