見出し画像

企業主導型保育事業 新規募集ヒアリング対策

令和2年度企業主導型保育事業の助成決定に向けて審査があります。30分ほどの電話面談の様です。
審査事項のヒアリング対策として、考えられる回答を検討していきます。

申請者の事業の内容及び業績

ご自身の事業内容について、業種のことがわからない人にも分かるように説明します。イメージの良い表現を使い、健全な業態であることを伝えましょう。また、事業に対しては真剣に経営をしていることを伝えると良いと思われます。

(回答例)
当社のメインの事業は幼稚園の事業となっており、歴史が60年あります。業績については、添付した決算書のとおりですが、収支基盤は極めて安定経営をしています。今後も長く幼稚園の事業を行っていきます。

職員に対する子育て支援の取り組み状況

仕事と家庭の両立などの取り組みや悩み事の相談窓口、テレワークの推進など、子育てのしやすい職場である点を説明する必要があります。

(回答例)
当社は、育休後の復帰のしやすい職場ずくりをしており、業務の引継ぎなどがスムーズに行えるシステムを整えています。また、復帰後の時短勤務なども柔軟に対応しています。企業主導型保育事業の保育施設が設置されることになれば、より安心して働ける職場づくりになると考えています。

保育施設を設置することとした経緯

純粋な経緯を説明します。従業員に子育て世代が多い、結婚出産による離職に悩んでいる、連携企業先から求められているなどの経緯があると良いと考えられます。間違っても、保育園で利益を追求したいなどと言ってはいけません。

(回答例)
当社は、地域での認知度も高く長年幼稚園をやってきていますので、0歳児からの保育の運営をしてほしいとの話は以前からありました。また、若い社員も多いため、社内に企業主導型保育施設があることで安心した働き方の環境と、育休明けの社員の受け皿になりたいと考え、保育施設を設置することといたしました。

ここから先は

887字

¥ 5,000

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?