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ビジネスで相手の課題を把握し、課題解決の提案をし続けること(人脈作り)

ビジネスでは何よりも人脈作りを行わなくてはならない。ただ、それがなかなかうまくいかず悩みを抱えている人は多い。自分も同じように困っていたのだが、こちらの記事を読んで自分の何が至らなかったかが腑に落ちたので、紹介させていただく。

中身を要約すれば次のとおりとなる。

ビジネスイベントを「人助けのチャンス」だと思うこと

人脈作りでは、ついつい邪な気持ち、「こいつは仕事をくれそうか?」、「こいつは金を持ってそうか?」とかを想像してしまう。そうではなく、この著者は人助けのチャンスと思ってアプローチすることが大事だとしている。私の解釈としては、キブ・アンド・テイクならぬ、ギブ・アンド・ギブの精神を説いているように思う。そう思わされる箇所を引用する。

人助けをすれば、相手は必ず覚えていてくれる。そして、あんたのサービスが必要になったら、必ずあんたのところにやってくる。例えば、デザインが必要になったマーケティングマネージャーはどっちに電話すると思う? デザイナーAさんは、かつて名刺をくれて自分のスキルについてとうとうと語った。一方、デザイナーBさんは、そのマーケティングマネージャーのビジネスについて聞き、イベント後には興味がありそうな記事/先行事例/ウェブアプリケーションを連絡してきた。

こちらの箇所を読んで、腑に落ちたのかと思う。ついつい仕事を求める側での視点でしか考えられないが、自分が受注する側の視点で改めて考察すると、Bさんの振る舞いが良いと感じる。

相手の興味や課題を理解する機会に備えるんだ。「人脈」なんて言葉は考えるな。オンラインマーケティング会社のオーナーに近づき、相手に自己紹介をさせて、相手と握手して、相手の名刺をもらって、相手のビジネスや業務内容について質問する(ここであんたが本当に興味があるかは問題じゃないが、できれば興味を持ってほしい。世の中には、学ぶべき面白いことがたくさんあるんだ)。そして、1日か2日後に彼女は、そいつにとって有益なフォローアップメールを送るだろう。それはもしかしたら、彼女が偶然見つけた最適化変換に関する記事かも知れないし、彼女の元上司が信頼を置いていた従業員のマネジメントに関する電子書籍かもしれない。いや、そのオンラインマーケティング会社が得意そうな先行事例かもしれない。とにかく彼女は、「最後の手段」を何度も繰り出すんだ。

先程のBさんの事例をより具体化している。困っている人へ、課題解決を提案することが大事だと理解させられる。
最後に、このエッセンスが凝縮された箇所を引用して締めたい。

(引用者強調)人と会い、相手を助ける方法を考える。相手のビジネスを知り、相手の痛みや課題を把握する。これを心がけるといい。そして、(引用者強調)相手の役に立ちそうな記事、電子書籍、アプリケーション、仕事があったらそれを相手に送る。見返りを期待しない。誠実であれ。


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