サラリーマンのままで億超え資産を築くレシピ
60歳という人生の区切りについて考えていたこと
今、私は東京笹塚の新築アパートの一室で、サラリーマン定年退職後の自営業者として過ごしている。
この新築アパートは、サラリーマンとして60歳定年を数年後に控えた四国徳島にいた際に退職後を見据えて、二十数年前に建てた日立市にある自宅とは別に東京に拠点を作りたいと考えて私の法人の名義で土地から購入し新築した。
この、自宅と別個に定年後に東京に拠点を持つというアイデアは、東京に単身赴任していた50代中盤に、ウェークデーは東京で働いて、週末は海や山のある日立で過ごす生活を経験しその心地よさが、仲が悪いわけではないが家内との適度の距離感も相俟ってとても良いと感じていて、ぜひ実現したいと考えていた。
しかしだ、普通のサラリーマンとしての稼ぎや信用力では到底実現できなかっただろうことは誰にとっても容易に想像できると思う。
タネをあかせば、これを実現できたのは地方のボロ物件から始めた不動産投資の威力でサラリーマン収入だけではとても獲得できなかった純資産が得られたからである。
私の上述のライフスタイルは、現在40代〜50代前後のサラリーマンの方にとっては、子供の教育費や年金不安から解放されて、ちょっと大げさかもしれないがサラリーマン退職後も健康で実りある生活を実現する一つのロールモデルになるのではないかと思っている。
サラリーマンであれば、いずれは会社を辞めるときがやってくる。
現在の普通のサラリーマンであれば65歳まで雇用延長ということで引き続き雇用されて、少しでも長くサラリーを得ることを(仕方なく?)望んで、会社にしがみつく(失礼!)方がほとんどかと思う。
とはいえ、65歳や最長で70歳前後まで働けたとして、その残りわずかな余生を年金とサラリーマンとして蓄えた貯蓄を切り崩していくライフスタイルというものが、果たして満足できるものなのか、どうか?
それを良いと考えていらっしゃる人の価値観をとやかくは言えないが、私としてはそれはどうしても避けたかった。
60歳という、肉体的にも精神的にもまだ思うように動ける年齢、サラリーマン退職の区切りを契機に、自分の人生を謳歌しながら自分自身のキャリアを活かしたビジネスを行なって、死ぬまでの時間は有意義に生きたいと心の底から思った訳です。