サラリーマンのままで億超え資産を築くレシピ
不動産投資を始めてみたいけど・・・。
やがて不動産投資ははじめたい、だけど今は家族のためのマイホームを実現することを優先しよう。
そんな気持ちになって、マイホームの土地探しを日々家内としていると、思い描いていたような土地情報が転がり込んできて、さっそく現地を見に行きました。
戸建て用の小規模な団地の一括販売で、場所も接道状況も申し分なしの思い通りの土地でした。
その日から、夫婦してマイホームのことが最優先事項となって、12区画ある土地のこれまた狙った区画を希望し申し込んだところ、ほかの方とダブることもなく希望区画土地の申し込み権利を得ることができました。
建築条件付きの土地だったので、建物の請負契約を結ぶ工務店は建物のセンスはちょっと不満の残る工務店ながらそこと請負契約を結ぶしかなかったのですが、建物の設計は我々夫婦の希望を聞きながら思い通りの間取りやデザインを選べるということで、設計や仕様決めのために、2か月ぐらいかけて工務店の設計者と毎週末打ち合わせをしました。
間取り決めや、外壁の仕様、屋根材、部屋のクロス決め等々、決めなければならないことが山盛りでとても疲れましたが、とはいえ自分たちの家を後悔のないように作りたいという思いで夫婦して一生懸命考えたこと、家の設計ができるのと合わせて、どんな空間になるのかをしっかりイメージできるように段ボールでその設計通りに模型を作ったことを思い出します。
不動産投資を何年もしてきて、新築も何棟も経験した現在の私のから当時の私たち夫婦の状況を振り返れば、自分のマイホームなので誰しも一生懸命になって考えると思いますが、やはり建物が好きだったのだなぁとしみじみとおもいます。
マイホームを建てるために日々忙しくしているさなかに、家内には3人目の赤ちゃんが宿っていたことがわかりました。ちょうどマイホームが出来上がって住み始めて落ち着いたころに誕生することになります。
はたから見れば、マイホームを建てると同時に子供も3人となって充実した日々に見えるのでしょうが、本人は住宅ローンを背負ってこれからの子供3人の教育費をサラリーマン稼業で稼いでいかなければならないということに大きな不安を感じながらも、ただ単純に頑張るしかないなと考えていました。
会社にいる周りの先輩方や同僚も、同じように家を建てて子供を育てているんだから、僕だって同じようにできるはずだ!というような、右に倣え式に深く考えず楽観的な感覚だったなと思います。
その頃が私のいた会社も業績的にも悪くはなかったしこのまま会社にしがみついていれば、何とか人生安泰にいけるだろう~というような、その後に控える厳しい状況も知らず、今から振り返ればサラリーマンとしての甘い考え方が許された最後のころだった気がします。
(次の投稿に続く。)