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NY駐在と住宅ローンと…。
NY駐在は2000年から2004年までの4年間でしたが
その間は、当時発刊された
「金持ち父さん貧乏父さん」
を読むかたわらで
毎年のTaxReturn(確定申告)の
会計事務所からの準備資料に書いてある
不動産収入の有無の確認が必ずあって
不動産収入を持っている金持ちの人がいるんだなぁ
と毎年うらやましく思ったりするだけでした。
帰国したら、不動産投資ができるようにならないかなぁ
と思っていましたが駐在中はサラリーは
国内支給分と現地支給分があり、
駐在中は国内にずっといるよりは
貯金はできたことが不動産投資実現に近づく唯一の
気持ちのよりどころだったなぁとおもいます。
とは言え、駐在開始直前の1999年12月に完成した
マイホームの住宅ローンがあったため、
誰も住んでいない新築の家のローンを
払い続けていました。
海外駐在する方はふつう、
自分の家を賃貸に出して、
賃貸収入でローンを返済するのが
一般的だと思うのですが、
3人目の乳飲み子が
2000年4月に
生まれたばかりで、
生まれる前に身重の家内と
苦労して新居に家財を運び込んで、
ぴかぴかの新居での生活を
するつもりのさなかに
NY駐在の辞令を受けたことで
事態は一変しました。
3月ぐらいに上司にNY行きを言われて
なるべく早く赴任せよということでドタバタと
家族全員のパスポートやらビザの取得やら
今までの仕事の引継ぎは当然ながら
7月に私がひとりNYに赴任して
長女を現地での小学校に入学させるため
9月までに家族全員で
NYに引っ越す段取りとしました。
私は7月に赴任する間は上記準備に忙殺され、
7月以降は残った家内だけで
また家財をまとめて運び出すことも
できないということや
新築の家を他の賃借人に貸す
という気持ちにもなれず
賃貸には出すのはむずかしいと判断して
誰も住んでいない家の住宅ローンは
負担するしかないと覚悟を決めました。
駐在した4年間の累計の負担額は
およそ500万円ぐらいだったと思いますが、
どうしようもありませんでしたね。