見出し画像

841マスク繁忙期-コロナ禍 “私を救った私の名前のマスク”

私の名前は『弥生』3月生まれではなく、予定日が3月でした。お母さんが凄く気に入っていた名前らしい。

◾︎ 841になったきっかけ

これは、ラバーパッチ。ワッペンです。
サバゲーされる方にはわかるワードですが、裏が“ベルクロ”(面ファスナーと言うもの。ベルクロは通称で軍が使用してる製品名)が付いていて、装備に装着できるものです。

6年前にお客様が『弥生ちゃんは数字になるからコールサインパッチ風に作ったらいいじゃん』とコールサインなるものを教えてくれました。思い立ったらすぐ行動するタイプの私はすぐに刺繍屋さんにオーダー!

恐る恐る20枚ほど作ったら即完売。
その後枚数を増やしつつ刺繍で作っていました。

その後PVCで作りたいと思い始めて
アメリカの軍のパッチ作ってる方に頼んで100枚ほど作り、その後500枚作り…と数が増えていきました。

とてもありがたい事です😭

私の名前を皆さまが貼ってくれてるなんて…こんな事ある?ってお母さんもびっくり!

そしてその後、ネームの織タグを作りました。
布製品へ付けるために。こちらは1000枚単位だったので、何にそんなに使える?と思っていました。

そんな頃、感染症が広まり不織布マスクが足らなくなり世間は大変な事になりました。

そこで思い出したのが、オープンした頃に作った
不織布マスクカバー。
不織布マスクに装着する、実物迷彩生地のプリーツタイプ。

◾︎ 841マスク!これを作ろう

思い立ったらすぐ行動の私は早いぞー
どこよりも早く作って世に出すんだ!いや、もう4年前に(2年前の話なので)作ってるから私が1番なのでは?とSNSで作りますと告知!
そして、プリーツタイプの米軍実生地マスクを大量に作り始めました。

この生地、イラク戦争の頃のBDU(バトルドレスユニフォーム)戦闘服のもので、3C DCUと呼ばれる生地です。
大量に購入していたので、まずはコチラから作成しました。
ベトナム戦争の頃の実生地から現用までの生地、特殊部隊生地、いろんな柄の841迷彩マスクを作りました。

すると、寝る暇ない程のオーダーで、コロナ禍でお客様は来なくなり、イベントも中止、売上が落ち込んでいたお店にとっては救世主!

実生地なのに841円で当初販売していたので
安いのにしっかりしてると評判いただき、リピーターさんが増え毎日物凄い量の発送をしていました。

作り手は私の姉と私。追いつかず、しかも私は持病の悪化で出来なくなりました。そこで、これまでカット係の男性スタッフがミシンを覚えると手を上げてくれて、
教えてあげたら、めちゃくちゃ丁寧で、頑張ってくれました。プリーツは難しいという事で、プリーツは姉、立体型は男性。割り振りました。

サバゲーの中でも、色んなタイプの装備があります。
男性スタッフは“ナム装備”なので、
この柄はベトナム戦争の時のレプリカ生地を使用したもの。(もちろん、どの柄でも作ってますよ!)

値上げは仕方ない事でした。
最初はあるもので作っていました。今はマスク用に仕入れして作ってますし、バイト代支払わないといけないし☝️

◾︎ 進化!

だんだんとお客様からアイデアや依頼が入り、同業者さんからの依頼が来たりと、不織布マスクが再販されるまでは
とにかく忙しく作らせてもらいました。

精密射撃のAPS部もやってるお店なので、
その方達には迷彩じゃ無い方がよく、呼吸しやすいウレタンを採用した“岡崎APS部”マスクを作りました。

その後、パッチを作ってくれている刺繍屋さんにお願いし、色んな米軍の部隊の刺繍を入れてもらいました。

お店の猫、べんちゃんの刺繍マスクや、
偶然にも今年の干支になったけど、ナム戦の頃のベトジャン、スカジャンをイメージした、サテン生地に虎柄のマスク。ちょっと高級✨

そんな841マスクを見てみたい方は⬇︎是非是非覗いてください♡

841パッチ  から 841タグ 841マスク
841CUPに、841SHOW  841サバゲー

841だらけになっております笑

841マスクや841パッチをきっかけに
声かけあい、知り合いになった話を聞いたりします。

サバゲーフィールドでしたらわかる話なのですが
街中や、旅先、映画館、電車。
本当に嬉しいです!!

コロナ禍でもうお店ダメかな?なんて思ったけど
マスクに救ってもらいました😭

841きっかけで輪が広まり、笑顔になるなんて
最高に幸せです。

いいなと思ったら応援しよう!