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「大変で楽しい、と本音で言えるのは開発チームとの強い信頼関係があるから」エンジニア採用担当としての想い

Baseconnectでは、HRチームの採用担当と各チームが協力しながら採用活動を行っています。今回は、主に開発部門のリクルーター業務を担っているHRチームの寺尾 友理さんに、多くの企業で難しい!と言われている「エンジニア採用」をいかに進めているか、お話を伺いました。

エンジニア採用には、開発現場のメンバーとの連携が不可欠

私は主に開発部門のリクルーターとして、エンジニア採用を担当しています。Baseconnectでこの役割を担うようになったきっかけは、学生時代に少しWebデザインの勉強していたからだったのですが、もともと私は、エンジニア採用の経験があったわけではありませんでした。

そのため、最初は技術用語が指している言葉の概念や文脈が理解できず、書類選考から非常に苦労する日々でした。新しい言葉に出会うたびにメモをしてとにかく調べることを繰り返していましたが、自分にとって馴染みの無い言葉は腹落ちするまでに時間がかかったことを覚えています。

また、効果的な採用活動を行うためには開発チームメンバーとの連携が必要不可欠だと思うのですが、自分が非エンジニアであることに引け目を感じてしまい、求人要件のすり合わせなどをどう提案したらいいのか、業務が忙しいメンバーにどのように採用活動に協力してもらえば良いのか、最初は躊躇してしまうことが多くありました。

現在、Baseconnectのエンジニア採用は、開発チームメンバーとのやりとりを非常に密に行っています。そこに踏み出せた最初のきっかけは、たまたま近くで仕事をしていたエンジニアに、調べても理解ができなかった技術用語について質問したことでした。その時に、私が理解しづらいと思っている部分を汲み取って、いわゆる「エンジニアリング初心者にとって概念をつかみにくい部分」をとても丁寧に説明をしてくれたんです。

大きく理解が進んだ嬉しさと、メンバーの優しさに触れ、思い切って、採用の窓口を担ってくれていたエンジニアにも「技術的な知識について分からないことはたくさんあるけど、理解したい、学びたい。」という想いがあることや「元々、エンジニアの方の仕事に対する憧れや尊敬の想いがあって、採用を通じて少しでも開発チームの役に立ちたい。」という気持ちを持っていることを伝えました。

すると、分からないなりに頑張りたいという私の気持ちを、本当にそのまま受け止めて下さり「そんな風に思ってくれていたなんて知らなかった。」「開発チームの席に座って仕事をしたり、もっとチームの中に入ってきてくれて大丈夫だよ!」と言ってもらえたことが、すごく嬉しかったですし、ぐっと距離が縮まったような感覚がありました。

採用を通じて技術力と組織力の両方で魅力のある開発チームを目指す

そうして少しずつ、私からも外部の勉強会でエンジニア採用について学んだことを共有したり、開発チームメンバーにも採用施策への協力がお願いできる関係ができてきました。また、一緒にスカウト候補者を選定したり、選考に入ってもらう中で、エンジニア採用活動の難しさを共通認識として持てるようになったので、採用担当と現場のメンバーという関係ではなく、共に苦労を乗り越えながら採用活動に取り組む「エンジニア採用チーム」としての絆が生まれていったと感じています。

例えば、今は開発チームメンバーから、「もっとBaseconnectの開発チームの情報について発信していきたい!」という声が挙がり、一緒にテックブログの開設に向けて動き出したり、エンジニア向けの採用ページを作り立ち上げようとしています。

Baseconnectには、自分たちの提供するサービスをより良くするためには、技術力と組織としての力の強さの両輪が必要だと真剣に考えているメンバーが多く集まっていて、皆がプロダクトをより良いものにするという目的をもって、日々何かを良くしよう、もっと良い技術を知ろう・学ぼうというようなチームとしての一体感があります。社内でも、プロダクト開発に関わるメンバーが集まるフロアに入った瞬間に、活気のある空気を感じ、私はその空気がとても好きなんです。

また、技術についてお互いの考えをぶつけて、議論したり、新しい知識を共有する様子を1日の中で何度も見ますし、その時にメンバーが本当にいきいきと、心から楽しそうにしている様子は、いつも候補者の方にこの瞬間を見せられたら!と思うほどです。採用担当として、そんなチームの魅力や、メンバーの輝いている部分を言葉にしたり、雰囲気を少しでも伝えていくことで、役に立ちたいと思っています。

新メンバーの入社後もずっと近くで応援していたい

採用の仕事をしていて一番胸が高鳴る瞬間は、やはり、新しいメンバーの入社が決まった時です。数多くの選択肢の中で、最終的にBaseconnectを選んで下さる方は、みんな「ここでやりたい何か」がしっかり決まっている方が多いと感じています。だからこそ、「Baseconnectなら自分の目指したい未来が実現できる」と確信して、この会社にジョインするという決断を伝えていただいた瞬間の喜びは、何事にも代えがたいです。

そして、実際に入社して頂いてからも、私は採用に関わった1人1人のメンバーのことがずーーっと気になっていますし、「Baseconnectで楽しく働けているかな?」「困っていることはないかな?」と考えない日はありません。入社後に、他のメンバーと楽しそうに話していたり、技術のことで議論が盛り上がっているメンバーの様子を見られるだけで、つい嬉しくてニヤニヤしてしまうほどです。(笑)

メンバーとの何気ない会話の中で、「Baseconnectの開発チームで働けて嬉しい。」「想像していた通りの良い環境だった!」と笑顔を見せてもらったり、既存のメンバーから「〇〇さんが入社してくれてめちゃくちゃ助かった。」という言葉を聞けると、本当にこの採用に関われて良かった、とほっとします。これは、単に必要な人員の枠を埋めていくような採用ではなく、選考を通じて、候補者の方の実現したい未来と、Baseconnectがメンバーに望んでいること、そして私たちが提供できる環境がマッチしているのか?という視点を強く意識した採用活動が行えているからこそ感じられる気持ちだと思います。

「エンジニア採用は難しい」と誰もが言いますし、確かに大変なこともたくさんありますが、私はエンジニア採用をただの「難しくて大変なもの」にしたくありません。大変な分、喜びも大きいですし、何より私はBaseconnectの開発チームのメンバーと一緒に採用を通じて、より魅力的な開発チーム作りを目指して挑戦できることがとても楽しいし、嬉しいです!

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