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『木内語録 子供の力はこうして伸ばす!』 木内幸男、田尻賢誉
2020年11月に亡くなられた高校野球界の名将・木内幸男監督であるが、その木内監督が2003年夏に常総学院を率いて夏の甲子園で優勝した後に刊行された一冊。
今となっては著名な高校野球ライターとなった共著の田尻賢誉氏ではあるが、この本が刊行された当時はまだ29歳で、ライターとしては拙さの残る文章もまた新鮮である。
木内監督の絶妙な采配や選手起用は「木内マジック」とよく呼ばれるが、そのマジックもしっかりとした根拠と理論に基づいていることが、この本からは分かる。
その采配がもう見られないのは寂しいが、まだまだ指導者として勉強していく必要がある。