「料理代行業」という仕事に就きます。
今年。
予想に反して三度の転職活動を展開したわけで。
今どきなんで、とりあえずネットの求人サイトを閲覧して、転職先を探してたんですけど。
前回の社食を見つけたときだから7月か。調理の仕事を探してて、最初に「家事代行」という仕事の募集がかかってるのをちらっと見つけて。
ふ~ん、そんな仕事もあるかぁ。へ~。
とは思ったのですが、やっぱりイメージ的に「家政婦さん」というお仕事になると、どうも自分には敷居が高いような気がして。
だって、料理は好きだけど、掃除に関してはまるっきり才能なくて(笑)。
その後、インスタの勧誘リールで「パーソナルシェフ」なるセミナーをやってる御仁のページが流れてきて。たぶん、以前に受けた料理に関するセミナー受講経歴から流れてきたんだろうなって。
「家庭料理のシェフ」っていう謳い文句に
、へ~、おもしろそうだなぁ。。。
と思ったのが始まりで。
調べたら、そのセミナー自体はめちゃくちゃ高い金額で、とても手を出せないなと思ったのですが、一般の人に向けたオンラインレッスンが割と格安であったので、現在も受講中。一つの基本の家庭料理から、いかに品数のレパートリーを増やしていくかって内容で、とても面白く受講させてもらっています。
そして今回。
また求人サイトを見ていたら、以前よりも格段に「料理代行業」の募集が増えていました。
ということは、需要が拡大してるってことかぁ、と。
掃除はダメだけど、料理だけならやれるかなぁ・・・。
けど正直、やっぱりワタシにとっては敷居が高いなぁとは自覚してて。
料理の腕前もそうだけど、いわゆるサービス業になるわけで。
そうなったらもうね、自分改造計画立てるくらいの気持ちがないとダメじゃんって。
この十年、ずっと裏方の仕事してきたから、もうなんならメークもほとんどしてこなかったし、ファッションセンスも皆無。
人様に不快に思われないレベルにまでは、自分を持ち直していけるのか?と。
そして何より、もう会社勤めにはならないわけで。個人事業主?そんなんできるか?それでちゃんと稼げるか?このワタシに???
考えると不安材料はつきません。
けど。
もし、もし可能性があるなら、人生最後の仕事としてやってみたい気持ちは、あるわけで。
その人が、食べたい物・食べたい味付けで料理を作って食べてもらう。
そんな仕事が生業になるなら。
たぶん、めちゃくちゃ楽しくて幸せになると思う。自分が。
そう思うんだったら、とりあえず挑戦してみようかとようやく思い立って、今月、今の職場にまだ入社する前に「タスカジ」さんに料理代行として登録した次第です。
先週、トライアルとしてあるご家庭で実践作業を一度させてもらい、来週デビュー前講習を受けて、いよいよ12月からお客様のご依頼を待ちます。
収入が安定するまでが不安だったので、学食の仕事を保険にしたんだけど、その状況は先日書いた通り、ジイサン攻撃にあっておる次第で(笑)。
たぶんね、退路を断って踏ん張れよって言う、神のお導きかなと思っております。あはは。
そんなわけで。
ようやく今ここに辿り着きました。
今年一年。
ほんっと~にいろんなことがあったけど、たぶんここに辿り着くための一歩一歩だったと思います。いや、そう思わなきゃやってられんしっ!!
イソジでも、まだまだ新しいことに挑戦していけるぞ!の気持ちを持って、頑張って行こうと思ってます。