見出し画像

みんなの色の見え方は同じ?カラーユニバーサルデザインを学ぼう!

みなさん、こんにちは!今日は、色の不思議についてお話しします。

みんなが同じ色を見ているのではありません。人によっては異なる見え方をする人がいます。例えば、赤と緑を区別するのが難しい人や、青と黄色を混同しやすい人もいます。また、年齢を重ねると色の識別が難しくなることもあります。

このように、色の見え方は人それぞれ違います。でも、みんなが同じように情報を理解できたら素晴らしいですよね。そこで登場するのが、今日学ぶ「カラーユニバーサルデザイン」なんです。

では、クイズです!

Q. 色の見え方が人によって違うことを考えて作られた、みんなに優しいデザインを何というでしょう?

  1. カラフルデザイン

  2. カラーユニバーサルデザイン

  3. レインボーデザイン

答え:2. カラーユニバーサルデザイン

解説:
カラーユニバーサルデザインとは、色の見え方が人それぞれ違うことを考えて、誰にとっても見やすい色の使い方を工夫することです。例えば、信号機や地図、グラフなどで使われています。

このデザインでは、次のような工夫がされています:

  1. 色だけでなく、形や模様も使う

  2. はっきり区別できる色の組み合わせを選ぶ

  3. 明るさの違いも利用する

例えば、円グラフを作るとき、色分けだけでなく模様をつけたり、色の明るさを変えたりします。こうすることで、色の見え方が違う人でも情報を正確に理解できるようになります。

川口印刷工業株式会社HPより引用

カラーユニバーサルデザインは、みんなに優しい社会をつくるための大切な考え方の一つです。日常生活の中で、色の使い方に注目してみると、いろいろな工夫を見つけられるかもしれませんね。

みなさんも、身の回りのデザインを観察して、カラーユニバーサルデザインの例を探してみましょう!そして、自分でも誰にでも分かりやすい色の使い方を考えてみるのも面白いですよ。

バリアフリー探検隊:
今日からあなたもカラーユニバーサルデザイン探検隊の一員です!学校や街中で、色以外の情報(模様や形)を使って工夫されているデザインを見つけてみましょう。例えば、教科書のグラフや街の案内図などがよい例かもしれません。見つけたら、どんな工夫がされているか、友達や家族と話し合ってみるのも楽しいですよ。

小中学生向けバリアフリー授業

 ラハイナーズ合同会社とNPO法人日本障害者アイデア協会は以下のサービスを提供しています。お気軽にお問い合わせ下さい。
◆小中学生向けバリアフリー授業
・バリアフリーグッズを作ってみよう!
・バリアフリーアイデアを皆で考えよう!
(東京都教育委員会オリンピック・パラリンピック教育支援プログラム採用授業)
→詳細はこちら https://lahainars.com/class/

バリアフリーの公共性・重要性に鑑み全文無料で公開しています。記事を評価してくれた方は以下の【記事をサポート】からサポート頂ければ幸いです

注:この記事は正確性よりもバリアフリーに興味を持ってもらうことを主目的としているため説明を簡略化しています。正確な情報は国土交通省(日本)や各国専門機関HPで確認して下さい。

いいなと思ったら応援しよう!