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わかる!三角鉛筆のバリアフリー設計クイズ - みんなが使いやすい文具の秘密

みなさん、こんにちは!今日は、バリアフリーについて楽しく学んでいきましょう。バリアフリーとは、みんなが使いやすいように工夫することです。今回は、幼児向けの三角鉛筆を例に、どんな工夫がされているのかクイズ形式で学んでいきます。

バリアフリーって何?

バリアフリーは、障害のある人や高齢者など、いろいろな人が困らないように作られた仕組みのことです。でも、実はみんなにとって便利なんです!今回は、小さな子どもたちや手先に力が入らない障害者の方々が使う文具にも、バリアフリーの考え方が使われていることを学びましょう。

さあ、クイズの時間です!

準備はいいですか?では、クイズです。

問題:
幼児向けの三角鉛筆は【  】なっているため握りやすい。

...

さあ、答えがわかりましたか?正解を見てみましょう!

答え:握りやすい太さに

クイズの解説

幼児向けの三角鉛筆は、小さな手でも握りやすいように太い軸になっています。これにより、子どもたちが書くことを学び始める時に、鉛筆を安定して持つことができます。太い軸は運筆力(文字を書く力)を上げる手助けにもなります。また、三角形の形と合わせて、正しい持ち方を覚えやすくする工夫にもなっています。

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さらに、この三角鉛筆には、もっとたくさんの工夫が詰まっています:

  1. 軸の三面が色分けされています。これにより、指の置き場所がわかりやすくなり、正しい鉛筆の持ち方を簡単にサポートします。

  2. 利き手に関係なく使えます。色で指の置く場所を示しているので、左利きの人も右利きの人も同じように使えます。

  3. 子どもたち自身で確認できます。自分で色を見て、指の置き方が正しいかどうかチェックできるんです。

  4. 手に合わせた長さと芯の濃さ:お子さまの手に合わせた鉛筆の長さ、そして芯の濃度も3種類(6B、4B、2B)用意されています。

  5. カラーユニバーサルデザイン:色の見え方が人によって違うことに配慮して、どんな色覚タイプの人でも3面の色の違いがわかるようになっています。

すごい!バリアフリーの力

このように、三角鉛筆には子どもたちや手先に力が入らない障害者の方々が使いやすいようにたくさんの工夫が詰まっています。これがバリアフリーの考え方なんです。みんなが使いやすいものを作ることで、多くの人が便利に、そして楽しく生活できるようになります。

バリアフリーは、みんなが幸せに暮らせる社会をつくるためにとても大切なんです。

みなさんにできること

バリアフリー社会を作るために、みなさんにもできることがあります。

  1. 周りの人を思いやる心を持つ

  2. 困っている人がいたら、声をかけてみる

  3. バリアフリーについてもっと学ぶ

  4. 学校や家族と一緒に、バリアフリーについて話し合ってみる

バリアフリー探検隊

さあ、みなさんの街にもバリアフリーがたくさんあるはずです。今回学んだ三角鉛筆のように、みんなが使いやすいように工夫されたものを探してみましょう。例えば、階段の横にあるスロープや、点字ブロック、お店の入り口が広くなっているところなど、きっとたくさん見つかるはずです。見つけたら、どんな工夫がされているのか、どんな人のために作られているのか、考えてみてくださいね。

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注:この記事は正確性よりもバリアフリーに興味を持ってもらうことを主目的としています。正確な情報は国土交通省(日本)や各国専門機関HPで確認して下さい。

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