Spellbound
「私の中の音楽」No.004
子供の頃から、音楽が大好きだった私。
中学時代にThe Beatlesに嵌ってからは、あれよあれよとRock系の音楽を聴きあさるようになるのですが、80年代辺りから「アコースティック系の音楽の方が好き」という事に気づきます。
振り返ってみると、Rock系の音楽の中でも、アコースティック楽器がメインで使われているような曲に、より惹かれていました。
結果、Rockを入口に、ブリティッシュ・トラッドやケルト音楽方面へと迷い込んで行ったのは必然の事。
そんな中で、90年代に出会ったのが、アイルランドの女性アコーディオン奏者、Sharon Shannon。
彼女のベスト盤、『The Best Of Sharon Shannon: Spellbound』について、以前(1999年1月)ブログに書いた文章がありますので、多少、修正したうえで、ここに再掲したいと思います。
The Best Of Sharon Shannon: Spellbound
シャロン・シャノンはアイルランドの女性アコーディオン奏者で、ドーナル・ラニーのバンドの一員としても、何度か来日しています。
ソロ・アルバムも(1999年当時)3枚出していて、ベストもこれの他に1枚出ています。
私は、オリジナルアルバムは3枚目の『Each Little Thing』だけ持っていますが、愛聴盤です。
このベストは、3枚のソロ・アルバムからの選曲プラス、ライブ、未発表曲等全部で21曲も入ったとてもお得なCD。
オリジナル・アルバムを全部持っていても、楽しめる内容かと思います。
選曲は(アイルランド音楽界の重鎮)ドーナル・ラニーが担当していて、ドーナル・ラニーが編んだコンピレーション盤『Common Ground』に収録された曲も入っています。
ちなみに私が持っているのは、アメリカ盤。
アイルランド音楽のコアなファンだけではなく、多くの音楽ファンが楽しめるアルバムかと思います。
全編、気持ちよく聴けるアコースティック基調のインストゥルメンタル曲なので、カフェやサロンのBGMでかかっていても、違和感なし。
お客様に一目置かれるかも知れません。
どちらかというと歌ものが好きな私ですが、彼女の音楽のように歌心のあるインストゥルメンタルなら、楽しんで聴くことが出来るのです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?