8000最強決定戦

【クラロワ】8000最強決定戦の「リプレイ振り返り」がイイ!という話



はじめに

今、クラロワの「8000最強決定戦」が話題になっています。(協賛の数と賞金の額が話題になったので、知っている人もたくさんいるかと思います。)私も、毎試合ではないのですが観戦しています。

日本のトッププレイヤーと、彼らに比肩する海外プレイヤー1名が一同に会しているだけあって、一つ一つの試合のクオリティが非常に高いです。

試合の内容も濃いのですが、見どころはそれだけではありません。ドズルさんとけんつめしさんの実況解説が充実していて「何が上手いプレイなのか」「試合のポイントはどこなのか」を理解できるのもまた、8000最強決定戦の醍醐味です。

今回は、そんな実況解説を見て「すごくイイ」と思った試みについて書いていきます。

「リプレイで試合を振り返る」ことのよさ

私が「いいな」と思ったのは「生放送中に、クラロワのリプレイ機能で試合のポイントを解説する」という試みです。毎試合ではないのですが、8000最強決定戦では「展開が早い試合」や「様々なテクニックを駆使して勝敗が決まった試合」の後に、リプレイを使って解説しています。

リプレイ機能の減速や一時停止をうまく使用することで、ユニットの出し方や相手の手札の状況など、勝敗を決定する要素を観客に見せることができるのです。

言い換えれば、ひと目ではわかりにくい高度なテクニックを、具体的に示しながら解説できるということでもあります。しかもそれがリアルタイムで見られるのだから、これほどの贅沢はありません。

けんつめしさんの明快な解説もあり、ハイレベルな試合を見て「この試合のここがすごかったんだ」と、あまりプレイスキルのない私でも納得することができています。

一つ一つのプレイを理解し、納得しながら観戦することができているので、8000最強決定戦を見るのがすごく楽しいのです。

観戦体験の向上

生放送中にリプレイを振り返るという方法は、これからのクラロワリーグや、コミュニティ大会の発展にプラスに働くと考えています。

より大胆に言えば、このリプレイ解説が「観戦体験の向上」という課題に対する一つの答えではないか、と思うのです。

としずむさんのインタビュー記事で、佐藤基さんは「実際に足を運んで観戦する」ことと「ルールを知ってもらう」ことの重要性を語っています。

私は、この2つの他に「トッププレイヤー同士の駆け引きを可視化し、試合のポイントを観客に理解してもらう」ことが必要だと感じています。

それは、クラロワを面白そうだと思って観戦した人が、テクニックを理解してプレイヤーの凄さを知り、更にクラロワに惹きつけられる、という流れができるからです。

もちろん、大会の生放送でリプレイ解説を行うのは容易ではありません。すべての試合で解説するかどうかの検討もありますし、何よりクラロワに関して膨大な知識を持ち、かつ要点をまとめ、順序立てて話せる解説者も必要です。

それでも、8000最強決定戦のようなリプレイ解説が何らかの形でこれからも続くといいな、と思っています。クラロワリーグではできなくても、コミュニティ大会で続いていけば、クラロワ観戦がもっと楽しいものになっていくのではないでしょうか。

ここまで読んでくださりありがとうございました。拙い文章でしたが、読んでくれた方がなにかの気づきを得てくれたら幸いです。

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