創造営2021、ここが私の極楽浄土。
近所の有識者ママチングが、しきりに『風の時代だからね~』という。
なんか今、星回りが鎌倉時代と一緒なんだって。
思ったよね、え、元寇来る?
今度こそ大陸に持ってかれる?
てか、もう持ってかれてる。
私の心の防人がまったく役立たずの2021春。
昨年、急にK-POPの沼にはまった私は、この春さらに領土を拡大し、大陸まで進出してしまいました。
まさにグローバル。
頼まれてもないのに中華デビュー。
中国のサバイバルオーディション番組「創造営2021」
ここ数ヶ月、ほぼこの番組を中心に生活していて、余力で実生活を回している感じすらあった。中国、日本、タイ、ロシアなどなど各国から集まった参加者が、最終11人組のボーイズグループでデビューするためにパフォーマンスを繰り広げるんだけども、もう参加者がみんな個性豊かで最高で、メンター(先生)たちも最高で、パフォーマンスも最高!
1エピソードが2時間半くらいあり、加えて宿舎の様子やらファンカメラやら人狼ゲームやら、尋常じゃない量の動画を滝のように次々供給してくれるという、見てるこっちも廃人まっしぐらなプログラムを乗り越え、ファイナル当日は昼に禊ぎ(風呂)を済ませ、夕方から日が変わるまで4~5時間、PC前に張り付き目を濡らしていた。
飛行機だったらもう着いてる。中国に。
感動のファイナルステージを経て、選ばれし11人は「INTO1」としてデビュー。
あーた、一位のリュウユーくんの得票数なんて2590万票だから!
ENHYPENがデビューしたI-LAND、一位のジョンウォンの得票数が140万票って考えると震えるよね・・・人口!
番組が50億回再生だって・・・人口!
なんてったって景気がいいよ、中華エンタメ。ステージも衣装のスタイリングもめっちゃかっこいいし。いや~~、エンタメは貧乏くさいのはダメだな。
大陸の姐さん方の応援のスケールもでかくて勢いがハンパない。ここのところの閉塞感を吹き飛ばすようなスカッと感あった。
まぁ、今回、私の清き一票で推しをデビューさせることはできなかったんだけども、最終回は脱落した子もステージに上がり、卒業式のように、寂しいけど晴れ晴れとした気持ちを味わった。
こんなスカッとしたサバイバル番組をリアルタイムで追っかけることができて本当に幸せでした・・・
って、これ一ヶ月前の話。
抜け殻になるヒマもなく、デビューしたINTO1だけでなく、脱落組も配信やCM、テレビなどで大活躍で追っかけるのが毎日楽しい。
だけどひとつ問題が・・・
K-POPは先達のママチングがいろいろ教えてくれるし、日本向けのファンクラブはあるし、公式もタイムラグなく字幕付きで動画をアップしてくれる。何よりアイドル本人が日本語を話してくれたりと至れり尽くせりカムサハムニダ。
創造営の放送中は、WeTVで日本語字幕を付けてくれてたので、ストレスなく追っかけることができた。(アーカイブもありますので、興味ある方、今からでもぜひ!)
でも、今は、万里の長城くらい阻んでくる。
言葉の壁が!
いっそ、前回の元寇の時に受け入れてたら、今ごろアジアは言語統一されていたのか!?という物騒なことまで考え始める始末。(大学は史学科出身です。)
まぁ、いろんな国に、いろんな問題があることも知っている。
「世界那么大,我们一起闯(世界はこんなに大きい、共に切り拓こう)」
は、創造営2021のスローガン。
なんか風の時代にぴったりなんじゃない?知らんけど!
粉と書いてファン。今は親切で有能な粉の方が、字幕を付けて動画をアップしてくれたりするので、泥まんじゅうを食う北島マヤくらいの形相でありがてぇありがてぇ!と食いついてるんだけど、いつか恩返しします。
来日の際に成田行って写真撮るとか?そういう感じで!はよコロナ終われ!
ちなみに、中華アイドルを見始めるまでの、私の中のモンゴル系のイメージこれね。
うん・・・まぁ、怖いよねこの顔で攻めてきたら。私の心の防人も全力で上陸を防ぐと思う。
けど、21世紀はこれだから ↓
内モンゴル出身なので、正確には上の方々とちょっと違うのかもしれないけど、この顔で攻めてきたら即明け渡すよね~。どうぞどうぞ!っつって。
↓ この子はもうひとつのオーディション出てた子だけど、美しすぎてたまげた・・・いろんな意味で蒙古襲来。
内モンゴル、行ったことあるよ。北京から固いベッドの電車に揺られて。いわゆるモンゴルの大草原を求めて行ったんだけど、シーズン間違ってて草原ハゲ上がってた。騎馬民族気取って裸馬に乗ったらマタズレしてえらいことになった。
夜はゲルっていうテントで、すき焼きソング歌え!と言われていい気分で上を向いて歩こうを一緒に行った友人とハモり、羊を喰らい、どぶろくみたいなの飲み過ぎて満点の星空仰いでゲロった。
帰りは電車めんどくさくなって国内線乗ったら、扉がガムテープで留めてあって死を覚悟したっけ・・・ロクな思い出がないな、笑
そういえば、鎌倉時代は踊り念仏が流行った。
楽器を鳴らし、踊りながら念仏を唱えると極楽浄土へ行けるという・・・
私は今日もYouTubeまわして、一緒に踊りながら念仏(推しの名前)唱えてる。お布施(アルバムの購入)で徳も積んでる。お札(トレカ)もありがたくいただいている。布教(友人たちへの動画送りつけ強火リコメンド)も日々欠かさない。
もはや踊念仏を実践しているといって過言ではない。
あとは説法(ヨントン)と聖典(サイン)をいただけたらたぶん悟りひらける。ニルヴァーナ!
私もだけど、オタクはアイドルたちの尊さに、すぐに召されたり、死ぬ死ぬ言うけど、いいパフォーマンスとウインクひとつで秒で極楽浄土行けるのだ。
まさに風の時代。知らんけど!
内モンゴル、全身グッチ着がち・・・笑笑?