Netflixシリーズ「いつかの君に」登場人物の年表
あまりにも複雑なので、自分の理解のために年代順に登場人物のエピソードを並べました。ドラマの進行の時系列ではありません。
年齢は該当の年に満年齢を迎える年齢にしました(撮影時は韓国は数え年を採用していた)
とても長いですが、過去と未来を行ったりきたりするので、分割できません。
◆1981年
クォン・ミンジュ、ナム・シホン、チョン・インギュ、サイコパス兄弟の兄:オ・チャニ、生まれる。
◆1988年
ハン・ジュニ、サイコパス兄弟の弟:オ・チャニョン生まれる。
◆1998年
○6月
ミンジュ17才。
2023年からタイムワープしたチャニョン(兄チャニに乗り移っている)に襲われ怪我をし入院。
ジュニ35才。
2023年からワープ。入院中のミンジュに乗り移り、病院で目を覚ます。なぜかミンジュとしての記憶も持っていて、家族とのいきさつなどを覚えている。シホンとインギュ(ともに17歳)に出会う。サイコパス兄:チャニも同じ学校の同窓。
ミンジュは鏡の向こうに閉じ込められ、自分の代わりにジュニがシホン、インギュに愛され、友達も増えていくのを見ている。
ジュニ11才、シホンに出会う(ラストシーンの伏線)
○8月27日
同級生ピョン・ダヒョン、2023年からワープしてサイコパス兄チャニに乗り移ったチャニョンに殺される。現場には11才の現実ののチャニョンもいた。
この日からしばらくして、
ジュニがシホンの部屋で、ヨンジュンが描いて工房に飾っていた絵を見つける。シホンがヨンジュンだった!その瞬間ジュニは2023年に戻される。
○10月
ジュニが体から去ったミンジュ、人に好かれシホンにも愛されるためにジュニを演じる。
が、シホンにミンジュであることがばれ、絶望し自己否定。
「殺されたけどいい人だった」と人の記憶に残りたいと願う。(このあたりの心情がよくわからない)
○10月13日
ミンジュ、2023年から来て兄チャニに乗り移ったチャニョンに望み通り殺されそうになるが、突然チャニが目覚めてチャニョンが消える。直後ミンジュ投身自殺。
彼女の望み通り、インギュは自分が「殺した」ことにする。
シホンはインギュが殺したとは思っていない。
◆2002年
アメリカに渡ったシホン21才。一時帰国し刑務所のインギュを訪ねるが拒絶される。
その帰りのバスで事故にあい昏睡状態に。
(2022年飛行機事故で死んだヨンジュンはこの時点のシホンに戻った。
バス事故により足が不自由になった)
◆2006年
シホン、インギュ 25才
○11月
インギュ出所。2022年から戻って4年たったシホンが出迎える。
○12月
インギュの祖母病気で死亡。
インギュ自殺。
◆ 2007年
○5月
ク・ヨンジュン(予備校生)、テハ(ロウン)とドライブ中に交通事故。
シホンは2002年のバス事故で昏睡状態だったが、2007年のク・ヨンジュン(18才ぐらい)としてこの時目覚める。
年齢は6年ほど若くなり、ジュニと同年齢になった。
ジュニは大学生になっている。
ヨンジュンになったシホンは、ミンジュの伯父を訪ねる。
自分がヨンジュンになったこと、1998年にミンジュが
「自分はミンジュではなく未来から来たジュニだ」
と伯父に話していたのは本当だと言う。
伯父はすでにその話を知っているがヨンジュンには何も言わない。このヨンジュンとは別に、2022年から2002年に戻ったシホンが生き続け、過去を変えるため伯父と計画を持っている。ヨンジュンも計画の一部。
◆2008年
ヨンジュン(シホン)は、ジュニと同じ大学に入りふたりは再会する。
偶然サイコパス兄弟の弟オ・チャニョンも同期で友達になる。この時はお互いに何も知らない。
ここから14年間、シホンとジュニは一緒に生き、のちに一緒に暮らすことに。
この年、1998年の「27レコード」の前で撮ったジュニ、シホン、インギュンの写真が「スクールデイズ」に投稿された。
2023年のジュニの誕生日にシホンが送信したものなので、おそらくシホンが投稿した。これは後になってもストーリー上触れられずに終わった。
◆2022年
○10月2日
ヨンジュン(シホン)34才 ジュニを追ってNYに向かう空港で本物のシホン41才と会う。
シホンは、
「今から乗る飛行機の事故で、お前の魂は2002年の昏睡状態に戻る。それが俺だ。」
と言う。
つまり、杖をついているシホンは、2002年のバス事故でヨンジュンに乗り移ることなく2023年まで生き続けた人物。同じ人物が向き合っている。このシホンは2022年時点で41才。なぜかヨンジュンとしての記憶も持っている。
シホンは飛行機墜落事故を避けるため、ヨンジュンに次の便のチケットを渡そうとする。
ヨンジュンは、
「ここで俺が死ななければ、ジュニはどうやって1998年に行くんだ。結局俺がク・ヨンジュンとしてジュニに会ったその瞬間からこうなるしかなかったんだ。俺が死んだからジュニに会えた。これが俺たちの運命だ。この運命の果てにジュニがいるのなら、受け入れなければ(韓国語字幕)」
と言って、ヨンジュンとして死んでシホンとして過去に戻ることを選ぶ。意味不明。
ヨンジュンは2006年21才に戻りシホンとして生き始める。
バス事故のせいで足が不自由に。
◆2023年
ヨンジュン(シホン)が飛行機事故で死んだため、もうひとりのシホンは何も知らないジュニの前に姿を現すことができない。
○ 10月2日
ジュニ、35才の誕生日。ヨンジュン(シホン)の一周忌。誰かからケーキた届き、カセットプレイヤーとテープがが配達される。
送り主は書かれていない。届けたのはシホン。
何も知らないジュニを1998年に行かせて、自分とジュニが出会わなければならない。そして不幸な過去を変えなければならない。
これがシホンとミンジュの伯父の「計画」。
送られてきたカセットテープを聴くうちに、ジュニは1998年6月にワープしてミンジュになリ、シホンとインギュに出会う。 上記1998年に続く↑
1998年に行ってミンジュになっていたジュニ。シホンがヨンジュンであることがわかった瞬間2023年に戻る。ミンジュの伯父に会いに行く。
そこへシホンが現れる。
シホンはヨンジュンの婚約指輪をジュニに贈る。
ヨンジュンはジュニに贈った宝石箱の隠し引き出しに婚約指輪を入れたが、ジュニが飛行機事故の後に箱を調べた時は指輪はなかった。
原作では空港で死ぬ前のヨンジュンがシホンに指輪を託している。
シホンは大学時代からヨンジュンの親友であるチャニョンの兄が、高校の同窓生であることをつきとめた。
ふたつの殺人事件の犯人が、兄チャニに乗り移ったチャニョンだと気づく(これは無理やりな感じ)
まだ何も知らないジュニは、部屋を訪ねてきたチャニョンに自分が1998年に行ったことなどを全て話してしまう。
チャニョンはジュニの部屋でカセットプレイヤーのその曲を聴いてみる。そして1998年に飛び、兄チャニに乗り移りミンジュを殺そうとするがチャニが目覚め失敗。
2023年に戻ったチャニはジュニの部屋でジュニを殺そうとする。そこに来たシホンと争いシホンを殺す。
◆2度目の1998年
シホンの死後、ジュニは過去を変えるために再び1998年に行くが、ミンジュに代わることができず鏡の向こうに閉じ込められる。
ミンジュはシホンに愛されるために必死にジュニを演じるが、シホンとインギュにはミンジュであることがわかってしまう。
自己否定により死ぬために廃墟に行くが、ジュニが体に入る。
ジュニが誤って落下するところをインギュに助ける。
これにより、
・ミンジュの自殺
・インギュの逮捕と自殺
という不幸な過去はなくなった。
ジュニはインギュにカセットプレイヤーとテープを処分するように頼む。そうすれば自分はもう1998年には来れないし、ミンジュも帰ってくると。
ジュニとシホンは最後に海に行く。
カセットテープとプレイヤーがインギュによって燃やされる。
1998年にいたジュニは消滅する。シホンの記憶からジュニが消える。存在しないはずのヨンジュンを愛し、書き換えられた過去をすべて知る2023年のジュニも、その時間の中で消滅する。
ミンジュが病院で目覚めるとインギュがいる。
後にミンジュは、「自分は孤独で不幸だと思っていたけれど、近くに誰がいてくれていたか見えていなかった」とインギュに話す。
◆2011年
タイムスリップの記憶を持たない現実のシホン30才と、同じく現実のジュニ23才。バスの中で出会う。
シホンは何かを感じる。同級生だったクォン・ミンジュに似ているので思わず「クォン・ミンジュ?」と話しかけるがジュニにはわからない。
シホンはバスを降りたジュニを追いかける。
雪が降りしきっている。
ラストシーンのシホンのセリフ。(韓国語字幕)
約束する
君を必ず見つけるよ
君がどんな時間にいたとしても
どんな場所にいたとしても
僕らは必ず会えるよ
僕が君を探しに行くから
君の時間の中に
1998年、10才のジュニが17才のシホンに言った。
「オッパ、あたしの名前はハン・ジュニよ!次に会う時まで絶対に覚えていてね!」
ふたりは再び出会った。