シニア枕草子⑦
女王まりか様の「女王まりかのつれづれぐさ」第28回4月11日分「芋虫の語源」から思い出しました。
芋虫が苦手な方は、この投稿を読むのを中止してください。
画像はケムシです。
ケムシの画像は、かなり以前に撮影しました。この幼虫がどう成長するか、名前は何なのかは不明です。発見時、カラフルで可愛いかなと写真撮影していた物です。
ケムシについては、自宅でジャスミンを育てた時などは、可愛いとか思う間に蕾を全て食べられるし、種類によっては発疹が出たりするので、大量発生の前に強制排除します。
もっとも、何度も食べられて花が咲くのを見られなくなり、数年来ジャスミンを育てる事自体を中止しております。
さて、女王まりか様のご説明によると、芋虫は「セスジスズメ」の幼虫を指す呼び方です。
自分はとんでもない田舎生まれ、田舎育ちで、現在も小学校が閉校になった限界集落で暮らしております。
子供の頃は、稲作もしており、春の田植え前は蓮華が咲き、子供の背丈より高く伸びるタバコ畑もありました。
自分の記憶にはないのですが、かなり年齢差がある姉が子供の頃は、酪農もしていたと聞いております。
50年くらい前からは、この地域の土地や気候に合ったサツマイモや大根を作っている農家さんが多いです。稲作農家は、ほぼないので、これからの時期は、蓮華畑を眺めるために、車で出掛けます。何故か桜の次は蓮華畑が見たくなるのです。
蓮華でティアラや指輪を作った幼馴染は、お嫁に行って現在は近隣で暮らしておりません。車で来て、1人で蓮華畑を眺める不審者と思われているかもしれません。
やっと本題です。
遠い日の記憶のため、はっきりしないのですが、小学生の頃です。
小学校では、朝礼があり「校長先生のお話」というものがありました。時事ネタや教訓だったり、学校生活の態度などについて、全校児童に向かって、校長先生がお話をします。
ある日の校長先生のお話が芋虫についてでした。
「みなさんの中にはサツマイモを作っているお家もたくさんありますね。
今芋虫がたくさんいて、サツマイモの葉っぱを食べています❗️お家の周りにもたくさん芋虫がいるかもしれません。注意しましょう⚠️。」
小学生相手なので、見つけたらこ◯しましょう❗️とは言われなかったと思います。記憶があやふやですが、多分。何年経っても、虫でも、こ◯したら、その感覚を覚えていると思います。
日常的に、血を吸われたり、病気を媒介する蚊や蠅は叩いてこ◯しますが、現在でも、青虫になどにも、あまり敵意を覚えないので、現在も育てている庭木、花に大量発生しない限りは黙認しております。
校長先生のお話を聞いた時は、芋虫ごときに何を言ってるんかな?位にしか思っていませんでした。
しかしながら、その後嫌ーな物を目撃する日々が訪れました😱。
当時の登下校の道はアスファルトがあまり敷かれておらず、土の道が多くありました。道の両サイドにはサツマイモ畑が沢山ありました。
辺り一帯に芋虫がウジャウジャ這ってます。畑のみならず、道まで😱😱😱。
ヒッチコックの「鳥」という作品がありますが、あれの芋虫版を想像してみてください。あっちを向いても芋虫、こっちを向いても芋虫です。鳥と違い、襲うのはサツマイモの葉っぱなんで、人間は怪我をする訳ではないですが、あの光景は今でもトラウマかもしれません。
大量発生で、サツマイモ農業に大打撃が出るのを防ぐために、大規模に農薬散布がされて芋虫は一掃されました。
農薬散布の前には、朝礼の時間に校長先生から、「芋虫対策のため、農薬散布がされます。その時間には外に出てはいけません。お家の中で過ごしましょう。登下校中や放課後に、草花などを触ってはいけません!」というお話があったと思います。
小学校の頃は、よく下校中に、笹の葉を引き抜いて「木枯し紋次郎」の真似をしたり、猫じゃらしを引き抜いてブンブン振りながら帰宅していたのですが、しばらくはやめていたかと思います。
その後は、教訓として事前に対策を行ったのか、現在に至るまで、芋虫の大量発生は起きていないたように思います。
当時は、農薬と大人の力は凄いって、子供ながら感心したように思います。
現在は、環境と人体への影響を考慮して、そこまで強力な農薬は使わないとも思います。
最後まで読んで頂いた、虫に対してメンタルが強い方、ありがとうございます。
コメント大歓迎です。