映画とお酒 "仁義の酒" 新仁義なき戦い サントリー角瓶
仁義の酒の飲み方を
映画に魅せられること
このシリーズに勝るものはないかと
"新仁義なき戦い"
のシーンからです。
山守組幹部の三好 (菅原文太)
若頭の青木 (若山富三郎)
の殺害を企てるが、
背後の海津組を恐れ
動かない坂上 (田中邦衛)
三好は
子分の登 (渡瀬恒彦) と
ウイスキーのサントリー角瓶を
飲みながら
( 三好はグラス、登は茶碗です )
呼ばれる坂上
筋を通さないことに
業を煮やす三好は
「登、出刃持ってこい出刃」
「ここでやらんでもぉ」
「バカタレ、広島と話しつけるには
これしかないんじゃ」
小指を突きつけ
渡された出刃を手に
「えぇか、見ちょれ」
指を詰めます。
吹き出す血に手拭いを当て
そこにウイスキー角をかける登
坂上は耐えられず嘔吐
鬼気迫るシーンです。
それぞれ思いは違えど
貫くのは男の道
名優の演じる面々の
手にするお酒に魅せられていました。