Vol.1 ラム酒の魅力
コラムを書き始めてみましたー
ラムとカシャッサ、まつわるカルチャーなど毎月更新し配布いこうと思います。 こちらにも投稿していきますが、紙は出来上がった時の嬉しさと、お店で皆さまと会話ができる楽しさがあるので続くていこうと思います。
まずは"ラム酒の魅力"です。
ラムは文化に根付いたお酒
ラムはカリブ海・中南米を中心に生産されており、南極大陸以外の全ての大陸で造られている。その数四万銘柄以上。蒸留酒の中でもっともバリエーションに富んでいる。ラムのなかにはウイスキーのように樽熟成の違いを楽しむことができるものもあれば、カクテルベースの代表的存在でもあり、モヒートやクバリブレ、ピニャコラーダなど各地域でさまざまなラムベースのカクテルが生まれている。
ラムのメッカであるカリブ海では、サルサやレゲエなどの音楽、キューバやドミニカ共和国などの葉巻、各国の伝統料理など、様々なカルチャーとラムが結びついている。そう、ラムはその土地に根付いた文化と融合しており、ラムを楽しむことは豊かな文化に触れることでもある。
ラムのバックグランド
ラムは15世紀にクリストファー・コロンブスによってカリブ海に持ち込まれたサトウキビが原材料である。当時は製糖業のために栽培され、その過程で生まれた糖蜜を蒸留し造られたのがラムの始まりだ。元々は奴隷たちの活力として飲まれていたが、ヨーロッパから蒸留技術が持ち込まれ各地域で品質が向上。イギリス系・フランス系・スペイン系の味わいに分類され、貿易を通じて現在では世界中で親しまれるお酒となった 。
ラムの世界
ラムはその歴史を通じて、製法プロセスにおいて進化を遂げてきた。現在ではカリブ海・中南米だけでなく、アジアやアフリカ圏など、世界中で豊かな個性を持つ地域固有のラムが楽しまれている。多彩な表情を持つラムはとてもフレンドリーなお酒だ。世界地図を広げ、ラムが造られた土地に思いを馳せながら飲む一杯は至福である。
BAR Julep カクテル紹介 1
キューバン モヒート -Cuban Mojito-
モヒートはキューバのハバナ発祥のカクテルです。Julepではハバナクラブ3年をベースに有機砂糖を使用、ミントをふんだんに入れてスッキリ爽快に味わいに仕上げています。