オールカマー(GII)
■消去データ
・キャリア27戦以上(過去12年)
【0-0-0-98】
エヒト、チェスナットコート、ハヤヤッコ
・前走G1を除く負け着差1.3秒以上(過去12年)
【0-0-0-20】
アサマノイタズラ、ウインマリリン、
チェスナットコート、マテンロウレオ、ロングラン
・前走G1を除く11着以下(過去12年)
【0-0-0-23】
アサマノイタズラ、チェスナットコート、
マテンロウレオ、ロングラン
・前走全コーナー10番手以下かつ9着以下(過去12年)
【0-0-0-12】
アラタ
◆消去データまとめ
・アサマノイタズラ ××
・アラタ ×
・ウインマリリン ×
・エヒト ×
・チェスナットコート ×××
・ハヤヤッコ ×
・マテンロウレオ ××
・ロングラン ××
■データクリア馬
ガイアフォース、ジェラルディーナ、ゼッフィーロ、
タイトルホルダー、ノースブリッジ、マリアエレーナ
■データクリア馬分析
◆ガイアフォース
近2走はマイルを使っていて、このままマイル路線に進んでいくのかと思いきやここで2200m。前走はG1安田記念で4着と大健闘。
しかし、3走前のAJCCでの敗退が引っかかる。名手ルメール騎手を背に乗せながら、今回出走しているノースブリッジに0.5秒差で5着敗退。
ここ2走をマイルを使っていることと、ノースブリッジとの力関係も考えると頭では買いずらい。
▲評価。
◆ジェラルディーナ
昨年の当レース勝ち馬。前走は宝塚記念で世界ナンバーワンホースEquinoxに対して0.2秒差まで迫る4着。非常に価値ある1戦だった。2200mの距離に関しても2022オールカマー(GII)1着、2022エリザベス女王杯(GI)1着と適正申し分なし。昨年より斤量は1kg増えるが既に経験済みで問題ないだろう。牝馬の勝利も多いこのレース、3着以内は外さないとみた。
自信の◎評価。
◆ゼッフィーロ
前走は重賞未経験ながら目黒記念で出脚鈍いも上がり最速を出し4着と好走。歴戦の他馬に対ししっかりと実力を示した。しかし、目黒記念組は過去12年【0-0-3-6】という結果。着外になった馬には1着馬2頭それぞれ上がり1位、2位を出していた。ここは3着までで買うのが賢明だろう。
△評価。
◆タイトルホルダー
個人的に天皇賞(春)で恨みのある馬。しかし、タイトルホルダー自身は何も悪くない。能力は非常に高い馬でG1も数々勝っている。
しかし、古馬になってからはピンかパーのレース内容であり、天皇賞(春)であんなことがあっての今回は積極的に頭では買えない。
また、陣営は以下のように語っている。
天皇賞(春)でのアクシデントがあり、ここでこのコメントしてバチバチに勝ちに来たら陣営と和生君はサイコパスです。
△評価。
◆ノースブリッジ
今年のAJCCではガイアフォースにも勝っている本馬。調教後のコメントからも精神的に成長したようで、ここはそれが良い方向に転じることに賭けたい。今回はタイトルホルダーの単騎逃げが濃厚だが、復帰戦ということもあり全力ではペースを刻まないと考える。となるとこの馬にも展開が向いてくる。
〇評価。
◆マリアエレーナ
小倉記念4着馬。ここ数戦は着内にも入れておらず、メンバーレベルが上がるここではあまり買いずらい1頭。また、馬番も14番と外から2番目。新中山になってからの過去9年は12番より外枠において3着内に入った馬がいない。2021年レイパパレ(1人気)、2017年モンドインテロ(2人気)など、人気馬も飛んでいる。ただ、大阪杯ではジェラルディーナ、ノースブリッジに先着しており、侮れない存在。能力はあるので斤量を活かして頑張ってほしい。
消。
◆ローシャムパーク
今回の上位人気で唯一2200mでの勝利がない。昨年のセントライト記念では3着とはいえ3馬身離されてのゴール。失速具合からして、同じレースを走ったガイアフォースより確実にスタミナ負けしていた。また、前走函館記念は過去30年【0-0-0-12】。着外の12頭の中には1着3頭、2着2頭、3着1頭と半数が着内だった。ローテーションとしては相性が良くない。メンバーレベルが格段に上がるここは軽視。ここで来たらルメール天晴とあきらめる。
消。