【コモンロー】カルチャーショック🇨🇦vol.47
こんにちは、ばりちゃんです。
皆さん人生をエンジョイしてますか?
30年間日本(大阪)で過ごしたわたしは
2022年にカナダに来て以来、
色々なカルチャーショックに遭遇しています。
そんなカルチャーショックを
できるだけ面白く、有益に(?)
お伝えしようと思います!
今回は、、、!
「コモンロー」
さて、カナダにきて
よく耳にするようになったのが、
この「コモンロー」という言葉です。
英語にすると
”Common-Law”
翻訳すると「慣習法」と言います。
どういう意味かというと、
判事が以前に下した判断に基づき、
法律になったものです。
つまり、過去に似たような事例が
たくさんあり、法律にしてしまおう
となったのがこのコモンロー。
このコモンローどうして
よく耳にするかというと、
カナダでは、結婚という
選択肢だけでなく、
コモンローパートナーシップ
つまり事実婚という形で
世帯を共にすることが可能です。
事実婚の場合、籍を入れないので、
苗字を変更することなく、
世帯を持つことができます。
世帯を持つと、結婚と同様、
扶養に入ることにもなるので、
納税も一緒になりますし、
さまざまなサポートが受けられるように
なることもあります。
カナダではこの事実婚ができるかどうかが
とても重要で、
同棲を1年以上することで
コモンローパートナーシップを
取得することができます。
もちろん、コモンローから
結婚するカップルもいますので、
ある種のステップとも言えますし、
そのままコモンローでいることも可能です。
フランスなどでもそういった傾向が
強いと聞きます。
個人的には、日本の伝統的な
戸籍文化に馴染みがあるので、
事実婚という制度が衝撃的でした。
でも、この制度のおかげで、
パートナーからの支援に基づく
永住権申請ができるので、
たくさんの人が利用しています。
どんなことも、過去の功績のおかげで
今が成り立ってます。
感謝感謝。
では、また次回〜!