初の電子出版やりました
こんばんは。
タイトルにある通り、先日、電子出版で初の詩集なるものをリリースいたしました。
1996年から2009年にかけてネットで公表していたものを集めて収録した作品となっております。
全体的なテイストは、noteで連載として続けているアイドルレビューとは違い、割と硬派な感じになっていると思います。よくネットで見る「ポジティブ系ポエム」とは一線を画す内容となっております。
今読み返してみると確かに「青い」なと感じる部分もあるのですが、それでも若い頃に影響を受けていたビートジェネレーションに倣って加筆修正は行わないようにしました。
また、mixi時代から親交のある俳人、尾澤絵里氏に解説を寄稿いただきました。
よろしかったら、ぜひご一読ください。
(内容から一編だけ)
陳腐
泥水に両手を浸し
あんたの指と爪の間は真黒だ
誰も気にかけない
そばを通り過ぎていくだけ
両手で差し出された
得意げな微笑みは
誰かの言葉に
いつもおびえている