Barcarolle

芸術と文学が好き。 分人の考え方が好き。 詳細は、平野啓一郎著の『私とは何か「個人」から「分人」へ』をお読みください。 YOSHIKIさん(X JAPAN)のファンです。 私のLinktreeはこちらから。→https://linktr.ee/Barcarolle1849

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私は、分人の考え方が好きです。 詳しくは、平野啓一郎著の『私とは何か「個人」から「分人」へ』をお読みください。 芸術と文学が好きです。 愛読書は『マチネの終わりに』『葬送』『本心』 好きな漫画は『僕のショパン』『のだめカンタービレ』 YOSHIKIさん(X JAPAN)のファンです。 SNSでは、好きなこと、推せることをシェアしています。 私のLinktreeはこちらからどうぞ。 →https://linktr.ee/Barcarolle1849 I like th

    • 『ドーン』を読み終えて

      『ドーン』を読了しました。 「個人」と「分人」との違いは何か、物語を通じて、考えられるようになっていて、とても良かったです。 この作品の重要なキーワードのひとつは、「顔」だと思います。 固定された、たったひとつの自分を生きる「個人」と、関わる相手によって、違う自分を生きられる「分人」では、「分人」の方が、表情豊かな「顔」を見せているはずです。 物語の中では、「可塑整形」という技術もあり、その人であることを証明する「顔」に、自由を与えられたら、生きやすくなる人もいれば、

      • 『ある男』を読み終えて

        『ある男』を読了しました。 城戸のように、Xの正体が気になりつつも、Xの全てが分からなくても、Xを愛することは可能なのではないかと思いました。 Xの過去が知りたくて、急いで読み進めたくなる時もあれば、名前や経歴を偽ったまま、里枝と出会い、共に過ごしていた頃のXの印象が、後ろ暗く変わってしまわなければ良いのになと願いたくなる時もありました。 Xの過去がどんなものであれ、里枝と一緒に居た時間は、Xにとっても、里枝にとっても、幸せだったのだと信じられます。 その幸せは、幸せ

        • 『空白を満たしなさい』を読み終えて

          『空白を満たしなさい』を読みました。 徹生が復生したことで、生前の徹生と関わりのあった人たちに出来ていた空白が、少しでも満たされていたら良いなと思いました。 徹生が関わる人によって、自然と徹生の話し方や態度が変わっていて、それは、分人によるものだと理解できます。 徹生の分人が、顕著に変化しているのは、佐伯と接している時ではないでしょうか。 徹生にとって、心地の悪い相手、つまり、徹生が、自然と、心地の悪い自分になってしまう相手が、佐伯なのだと思います。 私にも、自然と

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          『Numéro TOKYO EXTRA / ICON YOSHIKI』(review)

          『Numéro TOKYO EXTRA / ICON YOSHIKI』を拝見しました。 全ページYOSHIKIさんという、ファンなら必見の写真集に仕上がっていて、とても素晴らしかったです。 この写真集を完成させるために、時間を割き、尽力してくださった関係者のみなさんに、YOSHIKIさんのファンとして、心から感謝しています。 未だに新型コロナウイルスが収束する気配はなく、ファッション業界、エンタメ業界においても、厳しい状況が続いていることと思います。 私は、人や対象を

          『Numéro TOKYO EXTRA / ICON YOSHIKI』(review)

          WE ARE X (review)

          先日、ドキュメンタリー映画『WE ARE X』を観ました。 私は、この作品を観て、自死を思い留まったファンの一人です。 私は、何十年も前から、彼らの存在を知っている訳ではありません。 だから、私は、X JAPANの過去について語る資格のないファンだと思います。 そんな私が、彼らの過去について、意見を述べようとしていることを、昔から、彼らを支えているファンのみなさんに、まず、謝りたいと思います。 私のような人間が、彼らの過去について述べることは、一部のファンにとっては

          WE ARE X (review)