BarBookBox

BarBookBox STORE お酒を、本を、人を、人と愉しむbook bar+shop 時々移動式 新潟市東中通 @little_light_theatre にて 2019年10月open

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最近の記事

満たすもののためのテキスト#04

手に、ぴたりとおさまるグラスがある。てのひらのなかに自然とおさまる。片手でかたむけても、両手で包んでもしっくりとくる。目に見える線と手に触れる線が綺麗な仕事をしている。 飲み物を注ぐと、グラスの周辺がさぁっと良い景色になる。 そんなグラスたちに初めて触れたのは2010年頃の金沢でのこと。Bar Book Boxをはじめる直前の頃。金沢のとある通りを入った路地に塩井さんが営む、18.19世紀のイギリスアンティークを扱うアンティーク店「フェルメール」がある。ひょんなことで訪れた

    • 満たすもののためのテキスト#03

      「満たすもの」ははじまりと、終わりの間を続けていくために「満たしていくもの」ではないかと考えている。 場所を構えることと、続けていくことと、続けないことは全部セットでもある。この場所、リトルライトシアターを閉じることについて考えることは、とても具体的な不安だが、この不安が完全に 解消されるなんてことは、全くない。 Covid-19 の影響を体験して、「こういうものだ」や日 常はあっという間に変容するものだと間近にじっと見たのと同じように。生き物として始まりと終わりがあるよ

      • 満たすもののためのテキスト#02

        企画をかたちにするために たくさんのメモを書く。 ノートに、何度も手で書く。 書いている内に、いくつかの考えるための とっかかりの言葉が出てくる。 そこから、あらためて形にするための道行きを考える。 企画書やロードマップ以前の 発掘作業のようなはじまりの前の作業。 満たすもののための最初の文字列。 立って考えて歩くための、立つ瀬。 盲信してはいけないが 大切にしなければいけない部分 満たすもの わたしをみたすもの 社会をみたすもの うつわ をみたすもの いれものをみたす

        • 満たすものについてのテキスト #01

          東中通にある古いビル、トールビルの3階に自分の店を2019年につくってから、4周年 の年がやってきた。Bar Book Box のブックバーとショップをひらくので、店の名前は「Bar Book Box STORE」とした。Bar Book Box 以外の多様なことごとができる場所にしたくて、 場所の名前を付けることにした。まちの小さくて自由な芝居小屋のように、使い方次第で機 能や景色が変化する場所。Bar Book Box が店を開くこと以外にも活躍する場所。ちいさくて 面白

          4th anniversary Creation

          //4th anniversary Creation// リトルライトシアター 4周年記念クリエーション BarBookBox オリジナルタンブラー オーダー企画展 「満たすもの」 Exhibition start 2023  9/9 sat - 9/23 sat これからのために これまでのすべてを礎として これまでの 手のひらの心地を信頼して リトルライトシアターの 4周年企画展を開きます どうぞお見知りおきください Place @barbookbox

          4th anniversary Creation