定量的アンケートデータの分析方法まとめ【ビジネスに使えます】
アンケートデータの分析方法を考える前に、まずはアンケートデータの種類の全体像を掴むことが大切です。
なぜなら、データの種類に応じた最適な分析方法があるからです。では早速データの種類を見ていきましょう。
データの種類は大きく分けて4種類
定性的データ:
数字で表現されていないデータのこと。
例えば、アンケートの回答が自由記述で文章で書いてあるデータ
その中に名義尺度データ、順序尺度データの2つに分けられます。
定量的データ:
数字で表現できるデータ
例えば、日毎の株価のデータ
その中に間隔尺度データ、比尺度データの2つに分けられます。
今回はマーケティング目的に取られたアンケートに関する分析の手法に焦点を当てて解説していきます。
ビジネス上でのアンケートは大体の場合、質問紙(リッカート尺度)になっています。そのため、今回はこの事例を対象に具体的に見ていきましょう。
アンケート内容が、ある商品に対してお客様に以下のような質問をしたとします。
5.大変気にいっている
4.まぁまぁ気に入っている
3.普通
2.あまり気に入っていない
1.気に入っていない
0.判断できない
質問項目が10個あり、それぞれ6段回で評価をしなければいけません。